この記事では、授乳中に舌や口に痙攣(けいれん)がおこる理由についてや、授乳中が口に痙攣がおこった時の授乳について、授乳中の痙攣とてんかんの違いについて詳しく説明していきます☆
赤ちゃんはしゃべることができないので、ちょっとした動きでもこれって病気?しんどくないの?と気になってしまいますよね;_;
授乳中に赤ちゃんの口がピクピクとしただけでも、けいれんしているのではないかと心配に感じるママも多いと思います。
実は、けいれんしているように見えても赤ちゃんにとっては普通の動きだということもあります。
今回の内容を読んでいただくと、授乳中におこる赤ちゃんの痙攣のような動きについてや、小児科に相談してほしい痙攣についての知識が増えていきます☆
ぜひ1つの知識として覚えておいてくださいね(^^♪
赤ちゃんのピクピクはなぜおこる?原因はこれ!
赤ちゃんはどうしてピクピクするのでしょう?
それは、赤ちゃんは大人よりも刺激に敏感に反応するので、少しの刺激でもピクピクすることはよくあります。
赤ちゃんは、全身の神経がまだまだ発達途中なので、外からの刺激にピクピクと反応しやすくなっているのです。
これはけいれんとは違うので安心してください^^
赤ちゃんの成長とともにピクピクという反応は少なくなってきます。
授乳中に舌が痙攣!原因はなに?母乳との関係は?
授乳中に赤ちゃんの舌がピクピクと数秒ふるえることがあります。
突然の舌の動きにビックリするママも多いですが、これも手足や口がピクピクするのと同じで少しの刺激に反応しているだけで問題ありません。
母乳がおいしくないとピクピクすることはありますか?
赤ちゃんの口や舌のピクピクすることと、母乳の質やママの飲ませ方に問題はありません。
ママに原因があるわけではないので安心してください☆
赤ちゃんが母乳を飲むときは、ママの乳首を舌に巻きつけて舌を動かしながら母乳を搾り出して飲んでいます。
この授乳中の舌の動きはとても複雑で、赤ちゃんにとってはとてもパワーを使う動きなので、痙攣のようにピクピクした動きが出てくる原因になる場合もあります。
授乳中に口が痙攣!飲ませ続けていいの?
赤ちゃんのピクピクという動きは問題のないものがほとんどなので、授乳中に起こったからといって急いでやめる必要はありません。
ピクピクした動きがあっても、いつも通りに母乳を飲んでいるのであれば大丈夫です。
安心しました
いつもと変わりがなければ様子を見ても大丈夫。
授乳中の痙攣とてんかんって?違いはなに?
赤ちゃんにおこるピクピクはほとんどが問題のないものですが、中にはてんかんの症状が隠れていることもあります。
てんかん発作とは脳の病気です。
通常、脳の神経細胞はバランスよくオンとオフを繰り返して体を動かしています。
この、オンとオフのバランスが取れなくなることでてんかん発作がおこります。
てんかんは脳の病気なので成長と共に症状が治まっていくことはありません。
てんかん発作の場合、目つきや顔つきが変化したり、母乳を飲み続けることはできないぐらい様子が変化するけいれんが起こることもあります。
いつもと様子が違うようならば小児科で相談することをおすすめします。
赤ちゃんのてんかんの症状って?症状が出たらどうしたらいい?
てんかんの症状は人によって違いが大きいので、赤ちゃんにおこりやすいてんかんの症状について説明していきます。
- 突然意識がなくなり、ぼんやりした目つきになる
- 眼球が上に向き、体の動きが止まる
- 呼びかけに反応しない
- 1秒間に3回程度の頻度で、まぶたや手足など体の一部が数分間ピクピクする
- 手足を伸ばした格好で全身を硬くなっている
- 手足をガクガクと一定のリズムで曲げたり伸ばしたりする
などがあります。
気になる症状がある場合は早めに小児科で相談しましょう。
受診の時には、
- 何をしているときに発作がおこったか
- 体のどこが、どんなふうになったのか
- 発作はどのぐらいの時間続いたのか
など詳しく聞かれるので、あらかじめメモをしておくと詳しく説明でき、診察もスムーズに進みますよ☆
まずはママが落ち着いて深呼吸よ!
今回のまとめ
今回は、授乳中に舌や口に痙攣がおこる原因・痙攣がおこった時の授乳について・授乳中の痙攣とてんかんの違いについてご紹介しました。
赤ちゃんは脳の神経がまだまだ発達途中なので、手足や口、舌など体の一部がピクピクすることはよくおこります。
ピクピクもすぐにおさまり、いつも通り元気に母乳を飲んでいれば問題ありません。
成長とともに脳の神経が発達していくので、ピクピクする回数は減っていくので安心してください^^
中には、脳の病気であるてんかんのサインが隠れていることがあります。
いつもと顔つきが違う、母乳の飲みが悪いなどの症状があるときは、早めに小児科に相談しましょう。