母乳マッサージ(産前) PR

母乳マッサージの効果とは?助産院では?必要ないのはどんな場合?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

 

今回の記事は、母乳マッサージの効果、助産院での母乳マッサージについて、母乳マッサージが必要ない場合についてご紹介していきます。

もしあなたが、母乳マッサージ・乳房マッサージ・乳頭マッサージについて興味がある場合は、ぜひ読み進めてくださいね。

 

そもそも母乳マッサージには、どのような効果があるのかご存知でしょうか?

また、助産院で行われる母乳マッサージは、自分で行う場合と何が違うのでしょうか?

 

岬(みさき)
岬(みさき)
確かにお金をかけてまで行くからには、違いが気になります。

 

母乳マッサージについての疑問を解決できるよう記事を書きましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね^^

 

 

母乳マッサージの効果!4つの良い傾向とは?

母乳マッサージの効果!4つの良い傾向とは?

そもそも母乳マッサージの効果には、どのようなことが期待できるのでしょうか?

母乳マッサージをする上で、あるいはしてもらう上で、知っておきたいですよね。

では早速どのような効果があるのかみてみましょう。

 

母乳マッサージの効果
  • 母乳を出やすくする
  • 乳腺炎の予防になる
  • 赤ちゃんが母乳を吸いやすくなる
  • 乳首のトラブルを予防できる

 

母乳マッサージには、乳房全体のマッサージと乳輪·乳頭のマッサージの2つがあります。

 

まず乳房マッサージは、乳房全体の血流や母乳の流れをよくします。

自分で行える乳房マッサージには、基底部マッサージがあります。

 

母乳は血液から出来ているので、マッサージで乳房の血流がよくなることにより、母乳の分泌を促し異常な張りや母乳の滞りを治します。

またとどまっている古い母乳を外に出すようにマッサージすることで、乳腺炎の予防に繋がります。

 

乳腺炎とは、乳房にしこりや痛み・赤みがみられる状態をいいます。

多くの場合は、乳管が詰まったり、上手く外に出ずに母乳がたまってしまい、そこに感染を起こしてしまうことで起こります。

 

一番大切なのは、母乳が滞らないように、赤ちゃんにまんべんなく飲んでもらうことです。

ですから、赤ちゃんが飲みやすくなるようにマッサージがある、というふうに思ってくださいね。

 

次に、乳輪·乳頭のマッサージは、乳輪と乳頭をやわらかくします。

乳輪·乳頭をやわらかく伸びをよくすることで、赤ちゃんがおっぱいを吸いやすくなります。

さらに乳頭を柔らかくすることによって、乳首が切れるなどのトラブルを防ぐことも出来ます。

 

「乳頭の先をマッサージしておけばいいのでは?」と思われるかもしれませんが、実は赤ちゃんの唇が当たる乳輪部も柔らかくしておくことが重要なのです。

なぜなら、乳輪部が固いと赤ちゃんがくわえきれず口が滑ってしまうからです。

この滑ってしまい摩擦が起こることが、傷の原因になります。

ですから毎回乳輪もマッサージしてから授乳するようにしてくださいね。

 

ねね先生
ねね先生
2種類の母乳マッサージは、どちらも母乳の出を助けて、乳房トラブルの予防にもなるのよ。

 

母乳マッサージをすることで、ママにとっても赤ちゃんにとってもメリットがあります。

ぜひ参考にしてみてください^^

 

それぞれのマッサージの方法は↓を参考にしてみてください^^

母乳マッサージは産前から?出ないときは?切迫早産や陣痛促進の可能性についても詳しくお話しします!
母乳マッサージは産前から!出ないときは?切迫早産や陣痛促進の可能性についても詳しくお話しします! 今回の記事では、母乳マッサージは産前から始めのがいいのかとその始め方について、母乳が出ない時のこと、そして、母乳マッサージで切迫...

 

 

助産院での母乳マッサージの効果は?やっぱり凄いの?

助産院での母乳マッサージの効果は?やっぱり凄いの?

先程は母乳マッサージの効果について解説しましたが、ここでは特に、助産院での母乳マッサージについてフォーカスを当ててみましょう。

 

自分でやるマッサージと助産院でのマッサージでは、やはり効果は違ってきます。

気になる助産院での母乳マッサージの効果はこちらです。

助産院での母乳マッサージの効果
  • 母乳を出やすくする
  • おいしい母乳にする
  • 乳腺炎やしこりの予防と治療
  • 断乳のときには、母乳の分泌を抑える

 

母乳を出やすくするというところでは、自分で行う母乳マッサージと変わりません。

しかし、助産師さんの施術をうけると、1回でおっぱいがとても柔らかくなったり、ぴゅーぴゅーと母乳が出るようになることもあります。

 

また助産師は、乳房のしこりなどを確認し、飲めていない乳腺を確認します。

そして、そこの通りを良くしたり、しこりの部分の古い母乳を出すようにします。

自分ではどの乳腺が通っていないのか、どこが詰まっているのかと判断することは難しいと思いますので、ぜひ頼るようにしましょう。

 

また、乳房のしこりや乳腺炎などになっている場合には、張りが強いと自分でのマッサージは難しいですよね。

中には、炎症が起きているとマッサージが逆効果になることもありますから、自己判断でマッサージを続けることはやめたほうが確実です。

 

まずは赤ちゃんに吸ってもらうことが一番治す近道なので、何回も吸ってもらいましょう。

1日それを続けても、痛みや赤み、つまりが取れない場合は受診するようにしてくださいね。

また熱が高かったり、インフルエンザのような症状が出てきた場合は、炎症がひどくなっている証拠であるため、自己判断せずに早めに受診しましょう。

 

このように、乳房にトラブルが起きて対応に困ったときには、母乳外来や助産院に行くことをおすすめします。

 

さらに、助産院では断乳の相談を受けておりマッサージをすることもあります。

断乳の際にも、相談してみるといいでしょう。

 

助産院では母乳育児について相談も出来るので、マッサージのことでなくても、気になることは相談してみてくださいね。

 

ねね先生
ねね先生
母乳育児について悩んでいる場合は助産院に相談してもいいわね。

 

助産院での母乳マッサージに通うとお金はかかってしまいますが、自分で行うのとは全く別物です。

マッサージ以外の面でも、助産院でマッサージをうけることにメリットはありますから、気になるお金については、↓を参考にしてみてください^^

母乳マッサージはいつから?費用や時間は?服装はどんな格好でいけばいい?疑問に答えます!
母乳マッサージはいつから?費用や時間は?服装はどんな格好でいけばいい?疑問に答えます! 今回の記事は、母乳マッサージはいつからするのか、母乳マッサージの時間や費用、母乳マッサージに行くときの費用についてご紹介していき...

 

 

母乳マッサージが必要ないのはどんな場合?

母乳マッサージが必要ないのはどんな場合?

母乳マッサージの効果や、助産院でマッサージを受けた場合の効果についてみてきましたが、全員のママが母乳マッサージをしなくてはいけないのでしょうか。

 

母乳マッサージが必要ない場合もあります。

しかしそれは主に乳房マッサージのことです。

乳頭マッサージは、特に授乳を始めてしばらくのときは、乳頭・乳輪はまだ授乳に慣れておらず硬い状態なので、必ず毎回行うようにしましょう。

 

基本的には赤ちゃんが吸ってくれることによって自然と母乳は出てきますから、

  • 赤ちゃんがおっぱいを深くくわえている
  • ゴクリゴクリと深く吸っている感覚がある
  • 授乳後にしこりのように、硬くなっているところがない

ことなどを確認できれば、順調に母乳育児はできていることが分かります。

その上で必要性を感じなければ、特に乳房マッサージをする必要はありません。

 

しかし、「母乳の分泌に不安がある」「母乳が不足している感じがある」場合には、基底部マッサージが有効ですから、続けるといいでしょう。

一方で「まずはいっぱい吸ってもらおう」と、特にマッサージをしないことも間違いではありません。

どちらがママと赤ちゃんに合っているかを、乳房の状態(柔らかさ)や赤ちゃんの吸いつき方から考えて、必要であれば取り入れてみましょう。

 

ねね先生
ねね先生
ママも赤ちゃんも母乳マッサージが必要ないと思う状態なら無理してやることはないということ。
入院中に助産師に相談して、マッサージをしたほうが良いのか教えてもらうのよ☆

 

 

今回のまとめ

 

今回は、母乳マッサージの効果、助産院での母乳マッサージの効果、母乳マッサージが必要ない場合についてご紹介しました。

 

母乳マッサージの効果だけでなく、助産院で受けた場合の効果も見てきましたが、特に乳房にトラブルがある場合は、助産院での母乳マッサージを受けましょう。

 

また、母乳マッサージは必ずやらないといけないものではありません。

母乳育児は、それぞれ違いますから、あなたのペースですすめていけたら良いですね!

母乳育児に不安がある場合には、気軽に助産院へ相談にいってみてくださいね^^

 

ABOUT ME
かおりさん
助産師・保健師・看護師の免許を持っています。 総合病院の産婦人科病棟で5年勤務し、現在は産科クリニックで勤務しています。保健センターで勤務した経験もあるので、幅広い視野で妊娠中~育児中のお母さんをサポートしたいと思っています。