この記事では、授乳中の豆乳の影響や注意点、そして栄養についても詳しくご紹介していきます。
- 授乳中の豆乳の影響がわかる
- 豆乳を飲むときに注意することがわかる
- 豆乳の栄養素がわかる
- 豆乳の一日の摂取量の目安がわかる
授乳中の豆乳は?栄養や制限は?
授乳中に豆乳を飲むことについてご紹介します。
豆乳も身体によく、「授乳中に飲むと良い」という話もあります。
確かに豆乳は牛乳に比べてカロリーが低く、たんぱく質やビタミン、マグネシウム、カルシウムなどがたくさん含まれています。
ですから健康に良いので、授乳中に飲むのにおすすめの飲み物です。
ただ、身体に良いから、カロリーが低いからといって飲み過ぎはよくありません。
その理由についてはまた後程お話していきます(^^♪
バランスを考える必要がありますね。
大豆イソフラボンって?どんな効果があるの?
豆乳には大豆にも含まれている、大豆イソフラボンと言う物質が含まれています。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに類似していると言われています。
エストロゲンの働き
- 女性らしい体を作る
- 肌、髪の潤いを守る
- 骨密度を保つ
- 自律神経に作用、記憶力、集中力の持続
似たような構造をしているため、大豆イソフラボンにも上記のような作用が期待されていますが、まだ有用性が確立されていません。
摂りすぎると悪影響!?豆乳で注意するべきことって?
その理由として、大豆イソフラボンの過剰摂取があります。
豆乳は大豆から作られているので大豆イソフラボンが入っています。
大豆イソフラボンの安全な量は
1日70~75mgです。(厚生労働省 食品安全委員会)
ただ、まだ安全性と有効性が確立されていないのよ。
大豆イソフラボンは豆腐や納豆、味噌などにも含まれていて、食事などで口にする機会も多いのです。
豆乳を飲みすぎると大豆イソフラボンを取り過ぎることになってしまいます。
食品に含まれる大豆イソフラボンの量をもとに1日どれくらいの量の豆乳を飲んだらいいのか、考えてみましょう。
- 豆乳(200ml):約41mg
- 納豆(1パック):約35mg
- 豆腐(1丁):約80mg
- 味噌汁(1杯):約6mg
こうしてみると豆腐や納豆を食べると、豆乳は1杯飲むのが限界ですね(>_<)
豆乳だけを飲むとしても、2杯飲んでしまうと大豆イソフラボンを83mg摂ることになるので、飲みすぎとなってしまいます。
ですから、1日に飲む量は200~300mlがいいでしょう。
豆乳はコレステロール値を押さえてくれるので、血液がサラサラになり母乳にいい食品です。
飲み過ぎには注意しながら、うまく取るようにしましょう。
豆乳の種類って?授乳中のオススメは?
豆乳は、無調整豆乳と調整豆乳、豆乳飲料があります。
- 無調整豆乳
大豆固形分が8%以上で豆乳に水以外のものを加えていないもの - 調製豆乳
大豆固形分が6%以上で豆乳に砂糖、塩、油脂、香料などを加えて飲みやすくしたもの - 豆乳飲料
調整豆乳に果汁やコーヒー、紅茶などを加えた飲料
摂取量を気を付けつつ上手く豆乳を取り入れよう!
今回は、授乳中の豆乳の影響や注意点、栄養についても詳しくご紹介しました。
豆乳は牛乳と違い、脂肪分が少なめですが、摂取量などの注意点もあります。
今回ご紹介した1日摂取量や、その他の注意点を参考にして注意して下さいね☆
また、豆乳には3種類あって、授乳中に向いている豆乳がありますので、ぜひそちらを飲むようにしましょう!(^^)!
手軽に取り入れやすい豆乳は、授乳中のママにぜひ上手く使ってほしいです(^^♪
授乳中はとにかくお腹が空きますが、なかなか時間もないので、簡単に栄養が摂れる物を活用していきましょう☆