授乳中の赤ちゃんの症状 PR

母乳は虫歯になりやすい?予防は画像でチェックしよう!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

 

今回の記事では、母乳は虫歯になりやすいのかどうかや授乳中の虫歯の予防法、そして虫歯に関してチェックするポイントについて画像付きで解説していきます。

あなたが乳児期の虫歯や歯のケアについて、歯医者への受診について興味がある場合は、ぜひ読み進めてくださいね。

 

赤ちゃんは、平均生後7か月頃から歯が生え始めます。

歯のケアについては多くのママが悩まれることでしょう。

あなたもいつから歯のケアをするべきなのか、どのようにケアをするべきなのかなど、悩まれているのではないでしょうか。

また母乳育児中の虫歯についても、色々な意見があるため皆さんが悩むことでしょう。

そんなあなたの悩みが解消できるような内容ですので、ぜひ読み進めてくださいね。

 

母乳で虫歯に?歯医者に行くべき?

母乳で虫歯に?歯医者に行くべき?

母乳で虫歯になることはあるのでしょうか?

結論としては、母乳だけが虫歯の原因になることは少ないです。

その理由は後ほどお伝えしますね。

 

では、「赤ちゃんに虫歯があるかも」と思ったときは受診するべきなのでしょうか?

もしかするとあなたは、「乳歯であれば虫歯になっても良い」という話を聞いたことがあるかもしれません。

確かに抜けてしまう歯ですから、永久歯が虫歯になるよりはまだマシでしょう。

しかし、乳歯の虫歯がひどくなり奥まで虫歯が達すると、奥の永久歯に影響を及ぼす場合があります。

また、乳歯が虫歯になって普通よりも早く抜けてしまうと、歯並びに影響することもあります。

ですから乳歯が虫歯になった場合でも受診をすることが必要です。

虫歯かな?と思ったら早めに歯医者に行くようにしましょう。

 

またママやパパのチェックだけでは判断が難しいこともあるでしょう。

ですから、虫歯がない場合でも1歳頃からは定期的に病院で歯の点検をしてもらうことをお勧めします。

市町村によっては、1歳から毎年歯の検診を無料で受けられるなどの制度を設けている場所もありますから、そのようなサービスがあるか確認すると良いでしょう。

フッ素塗布も虫歯予防に有効ですから、検診とフッ素塗布を兼ねて、1歳を過ぎたら定期的に歯医者に受診するようにしましょう。

 

 

母乳は虫歯になりやすい?そういわれている原因は?

母乳は虫歯になりやすい?そういわれている原因は?

先ほどお伝えしたように、母乳だけで虫歯になることはありませんので安心してくださいね。

 

しかし、「授乳中は虫歯にならない」ということはもちろんありません。

もしかすると、あなたは「夜に母乳をあげると虫歯になるから早く止めたほうが良い」という話を、周りから直接言われたり聞いたことがあるかもしれません。

これは正解ではないのですが、一部当てはまる部分もあります。

 

離乳食が始まってから問題になることですが、離乳食を食べた後に歯磨きが不十分で、食べかすが残ったまま寝てしまい、その状態で夜間授乳をしてしまうと虫歯になりやすくなってしまうのです。

つまり母乳だけでは虫歯にならなくても、食べかすなどが歯についた状態での夜間授乳は、虫歯のリスクをかなり高めてしまうということなんですね。

 

ですが、しっかり歯磨きをしていたら問題はありません。

寝る前にはしっかり歯磨きをしてあげて、食べかすなどが残らないようにしてあげましょう。

 

 

母乳のころの虫歯予防は?ケアの方法は?

母乳のころの虫歯予防は?ケアの方法は?

離乳食が始まる前の母乳やミルクだけの頃には、歯が生えている赤ちゃんは少ないでしょう。

ですから、母乳だけの時期は特に歯のケアは不要です。

もし歯が生えかけていたとしても、離乳食が始まっていなければまだ不要でしょう。

 

ですが、この時期から注意をしていただきたいことがあります。

実は、虫歯菌は大人からうつるとされています。

キスをする、口移しをする、同じコップを使うなどは、虫歯菌を赤ちゃんにうつしてしまう可能性があるため、しないように注意して過ごしましょう。

 

これは親の世代にはあまり知られていないことですが大切なことです。

もしおじいちゃん・おばあちゃんが同じスプーンで食事を与えたり、口でくだいたものを与えようとしているなんてことがあれば、きちんと伝えるようにしましょう。

「義両親だから気を遣う」という場合も、パパに頼んで伝えてもらうと良いですね。

岬(みさき)
岬(みさき)
赤ちゃんのためだからきちんと言います。

 

そして、離乳食が始まり歯が生えてきたらいよいよ歯のケアを始めていきます。

しかし本格的なケアはまだ不要です。

一番大切なのは、今後歯磨きに慣れていくために口に触れられる習慣をつくることです。

1歳前後で自我が出てきたり、嫌なことはしたくない!という時期になると、歯磨きを嫌がってしまう子が多いです。

それまでに、口をあけること、口の中に触れられることに慣れ、そして「歯磨きが嫌なことではない」と思えることが重要です。

 

ガーゼハンカチなどで軽くふき取る程度でかまいませんから、歯が生えてきたらケアの習慣をつけていきましょう。

歯ブラシを使うのは、上下2本ずつ生えてきてからが目安です。

そして、最低1日1回(寝る前)はママやパパが歯のケアをしてあげましょう。

ねね先生
ねね先生
歯が4本生えたら歯ブラシを使うのよ!
それまではガーゼで優しく拭き取る程度で十分よ!

 

またもう一つおすすめなのは、早い段階から子ども用の歯ブラシを持たせてあげることです。

持たせてあげることで、歯ブラシを自分で口の中に入れて遊んだりします。

そうすることで歯ブラシへの抵抗がなくなり、歯磨きに慣れてもらいやすいでしょう。

喉をつかないようにリングタイプのものなどを選択して持たせるようにしてくださいね。

ぜひ試してみてください!

 

 

母乳による虫歯の画像!チェックするポイントとは?

母乳による虫歯の画像!チェックするポイントとは?

小さな子どもの虫歯は、歯と歯の間歯と歯肉の境目にできやすいです。

虫歯2虫歯

上はイメージです(大人の歯ですので、参考程度にしてください)。

3歳以降は奥歯の溝や間が虫歯になりやすいのですが、0~2歳の間は、前歯にできやすいです。

やさしくゆっくり磨いてあげるようにしてあげてくださいね。

 

 

今回のまとめ

 

今回は、母乳は虫歯になりやすいのかどうかや、授乳中の虫歯の予防法、そして虫歯に関してチェックするポイントについて画像付きで解説してきました。

 

乳児期に虫歯になることは少ないですが、離乳食が始まってから食べかすが残った状態で夜の授乳が続くと、虫歯のリスクが高くなってしまいます。

夜寝る前の歯のケアは、しっかりしてあげるようにしましょう。

 

本格的に歯磨きが始まるまでの時期は、赤ちゃんに歯磨きに慣れてもらうことが何より大切です。

歯磨きが嫌なものだと感じてしまうと、のちのち歯磨きをかなり嫌がってしまいかなり苦労することになります。

楽しい雰囲気で口に触れる習慣作りを心がけていきましょう。

 

ぜひ参考にして実践してくださいね。

そして、1歳を過ぎた頃からはぜひ歯医者デビューをしていきましょう。

ABOUT ME
かおりさん
助産師・保健師・看護師の免許を持っています。 総合病院の産婦人科病棟で5年勤務し、現在は産科クリニックで勤務しています。保健センターで勤務した経験もあるので、幅広い視野で妊娠中~育児中のお母さんをサポートしたいと思っています。