この記事では、授乳のしこりが取れない時の原因や、しこりが痛くない時は放っておいても良いのか、しこりが上側・下側・外側にある時の飲ませ方や対処法、授乳姿勢や病院に行くタイミングについてをご説明していきます。
- 授乳のしこりの原因や病院に行くタイミングがわかるので、しこりができても焦らず対応できる!
- 授乳のしこりができる場所ごとの対処法をイラストを使って説明しているのでわかりやすい!
あなたがここへ訪問したのは授乳のしこりが取れない時や痛くない時の飲ませ方が知りたいからですよね?
その答えは、しこりが取れなくても、痛くなければ放っておいても大丈夫♪しこりができている場所によって圧迫しながら授乳したり、飲ませ方を変えてあげれば解決!です。
しこりが上側や下側にあるときは縦抱きやフットボール抱き、外側にある時は横抱きや交差横抱きがおすすめです♪
- しこりがある方を手のひらで軽く圧迫しながら授乳する圧迫授乳をする
- 授乳をしてもいまいちしこりが小さくなっていないときは搾乳をする
- あまり母乳が分泌されていないな、というときは乳頭マッサージをしてほぐす
- 授乳の間隔をあけすぎないようにする
しこりが出来た時に大切なのは正しい授乳姿勢を保つことです♪
授乳姿勢をキープするためにオススメのグッズがこちら↓
今お伝えした飲ませ方や対処法についてもっと詳しく知りたい場合は、今回のおはなしの中で解説しているので、ぜひ読んでみて下さいね♪
授乳のしこりが取れない!皆が一度は経験するしこりの原因はコレだった!
いつも通りに授乳していたら、ある時ふとしこりを発見。
授乳していた人なら一度は経験したことがあるかもしれません。
しこりができる原因には様々ありますが、多くは作られた乳汁が乳管に詰まっているなどして分泌されずに、乳房に留まっているために起こります。
長時間授乳の間隔が空いてしまったり、作られている量に対して赤ちゃんの飲み取る量が少ない時などに起こりやすいです。
よく、ママがケーキなどの脂質の多いものや油っこいものを食べると母乳が詰まりやすくなってしまうと言われることがありますが、医学的根拠はなく、基本的には食事バランスに気を付けて食事をしてもらえれば大丈夫と言われていますので安心して下さいね♪
授乳のしこりが痛くない!これは放っておいても大丈夫?
しこりに痛みがない場合や、授乳をしたらすぐなくなってしまうしこりの場合は放っておいても大丈夫です♪
しかし、しこりをそのままにしておくとさらに大きくなってしまったり、熱を持ったりするうっ滞性乳腺炎になってしまうことがあります。
ひどくなると、しこりが岩のように硬くなる、熱を持つ、痛みを伴って発熱してしまうこともあります。
40度近く熱が出たり、インフルエンザの時のような悪寒や関節痛などを感じる人もいます。
しこりができた時は、痛みがあるかないか、授乳をしたら痛みが治るかなどに注意してみましょう。
しこりが出来た時に焦って授乳をやめてしまうと、さらに母乳が溜まってしまい、しこりが大きくなる原因になります。
赤ちゃんもいつも通り飲んでくれているなら、いつも通り授乳をしてあげて下さい♪
初めは痛みのなかったしこりでも、だんだん大きくなってきていたり、赤くなっている、熱を持っているなど、少しでも気になる時は早めに母乳外来などを受診して、しこりの状態を見てもらいましょう。
授乳のしこりが上側にある時はどうする?対処法はコレ!
ここからは、しこりが出来ている場所ごとに解説していきます♪
しこりがある時は、しこりがある場所に上唇と下顎が来るような向きで授乳をしてあげることが有効です。
なので、しこりが上側にある時は縦抱きやフットボール抱きがおすすめです♪
飲ませる時にしこりがある方を手のひらで軽く圧迫しながら授乳する圧迫授乳も、押された部分の母乳が出やすくなるのでおすすめです。
授乳をしてもいまいちしこりが小さくなっていなかったり、赤ちゃんが寝がちであまり飲んだ感じがしない時などは、搾乳してあげることも有効です。
その際も、しこりがある方を圧迫しながら搾乳しましょう。
搾乳をするときにしこりが出来ている部分を圧迫しているだけだと、あまり母乳が分泌されていないな、というときは少し乳頭をマッサージしてほぐしてあげると良いです。
それ以外にも、シャワーを浴びて体を温めてあげることも血行が良くなって母乳が出やすくなります。
しこりがあるのにいつもより母乳が出にくいな、と思う時に試してみて下さいね♪
授乳のしこりが下側にある時は授乳の姿勢を変えてみて!オススメグッズも紹介!
しこりが下側にある時は、上側にある時と同じように縦抱きやフットボール抱きがおすすめです♪
フットボール抱きは、授乳中に赤ちゃんの顔が見やすく、頭も支えやすいというメリットがあります。
フットボール抱きをする時は、Uの字型の授乳クッションのように、自身の脇の部分までしっかり厚みがあるクッションをを使用するとポジショニングが取りやすいですが、よくあるU字型のクッションは真ん中が厚く、両脇は薄い作りになっているので、赤ちゃんが下がってしまいポジショニングを取るのが難しくなってしまいます。
両脇はバスタオルなどを敷いて、厚みをプラスしてあげるとポジショニングは取りやすくなりますが、そんな時にオススメの授乳クッションはコチラ!
このクッションは真ん中がジップになっているので、授乳姿勢に合わせて様々な形を作ることができます。
病院で働いている時にこの授乳クッションを使っている人は見たことがなかったのですが…
友人にオススメされて自分の授乳クッションはこちらを購入しました。
結果、育児グッズの中で一番買って良かったものだと思っています!
普通の授乳クッションでは厚みが足りないな…と思うことがあるのですが、このクッションではその心配はありません。
またジップをくっつければ赤ちゃんを寝かせることもできるんです。
しっかり厚みもあるので、背中スイッチも発動することなくお昼寝させることができます♪
授乳クッションについて語りすぎてしまいましたが…笑
授乳において一番大切なことは、正しい授乳姿勢で授乳してあげることなんです♪
どんなによく母乳が出ていても、姿勢が崩れていては赤ちゃんも飲みにくいし、飲み残しもできてしまいます。
授乳の時には、姿勢がしっかりできているかな?と確認しながらやってみて下さいね。
授乳のしこりが外側での飲ませ方は?しこりが取れない時の対処法や病院に行くタイミングについても説明!
最後に、しこりが外側にある時の飲ませ方について説明します♪
授乳が外側にある時は横抱きや交差横抱きなどで授乳をしてあげましょう。
その際に圧迫しながら授乳するとより効果的です。
それでもなかなかしこりが取れない時の対処法として
- 授乳の間隔を開けすぎないようにする
- しこりがある部分を乳頭部に向かって優しく圧迫しながら搾乳をする
などがあります。痛みも出てきて辛い時は、少し冷やすのもオススメです。
こちらの商品は冷やす&温める時の両方で使えるのでオススメです!
冷やしすぎは良くないので、タオルに包むなどして使用して下さい。
痛みのないしこりは基本的には放っておいても大丈夫と説明しましたが、しこりの原因は乳汁が乳管に詰まって起こるものがほとんどですが、まれに乳がんなどの可能性もあります。
しこりを発見したら、焦らずいつも通りに授乳して大丈夫ですが、しこりの状態を必ずチェックしましょう。
痛みが出てきたり、なかなかなくならない時は産院や乳腺外科を受診しましょう。
しこりが出来たらまずは飲ませ方を変えてみて!
今回の記事では、授乳のしこりが取れない時の原因や、しこりが痛くない時は放っておいても良いのか、しこりが上側・下側・外側にある時の飲ませ方や対処法、授乳姿勢や病院に行くタイミングについてについて説明してきました。
しこりができると不安になってしまいますが、まずは授乳姿勢を変えてみたり、圧迫しながら授乳してみて下さい♪
赤ちゃんの飲み方が変わったり、授乳の間隔が空いてしまったり、しこりができる原因は様々ですが、一番は赤ちゃんにしっかり飲み取ってもらうことです。
痛みが出てきたり、しこりがなかなかなくならない時など不安な時は必ず産院へ相談してみましょう。
いろいろな方法を試しながら、授乳を楽しんでくださいね♪