この記事では、妊娠後期の母乳のためにできることと妊娠後期の母乳の色や味について、さらに、妊娠後期でも母乳パッドがいるかどうかについても、詳しくご紹介していきます。
妊娠後期で母乳のためのケアや母乳の状態などについても載せていますので、気になる場合は読んでみてくださいね^^
あなたは妊娠後期に母乳がでることがあるということを、知っていますか?
もし妊娠中に急に母乳がでてきたら?
…とても心配になるのではないでしょうか^^;
とても、心配です(>_<)
妊娠後期になると出産のことや産後のことがだんだん気になってきますよね?
母乳育児を望む場合は、母乳がうまくでてくれるか…とても心配です。
そんな時に少しでも母乳を出やすくするために「妊娠後期から母乳育児のためにできること」があります^^
そして、妊娠後期の今の母乳の状態やケアについてもご紹介します。
妊娠後期の今からでも母乳のためにできることがありますので、ぜひ読んでみてくださいね!
妊娠後期の母乳!そのためにできることはこの6つ!
それではまずはじめに、妊娠後期から母乳のためにできることをご紹介していきます^^
どうしても「母乳」というと赤ちゃんが生まれてからのイメージでしたが…
ただすべてのママがすんなり母乳育児ができるというわけじゃないの…
だからこそ、妊娠後期から授乳中のトラブルに繋がらないためにもいろいろと準備をしておくことが必要なの!
妊娠中から母親の身体は母乳を出すための準備を始めています^^
でも、身体が準備をできているからといって、赤ちゃんが産まれてからすぐに何もトラブルなく母乳育児ができるのは大体半分くらいです。
そのため、もし母乳育児をしたいなら、妊娠後期からしっかりと母乳のための準備をしておくことが、トラブルなく母乳育児をスタートするためには有効です^^
それではこれから、妊娠後期に母乳育児のためにできる準備についてご紹介していきます!
母乳育児のために妊娠後期からできることは、下記6つです^^
- マタニティー用のブラジャーを選ぶ
- 自分の乳頭をわかる
- 乳頭の手入れ
- 母乳マッサージ
- 授乳方法について確認しておく
- 家族の支援や地域の育児支援について確認しておく
マタニティー用のブラジャーを選ぶ
妊娠初期から乳房は発達し始めます。
妊娠前に付けているバストラインを綺麗に見せる一般的なブラジャーは、乳房の発達を妨げる可能性があります。
マタニティ、授乳用のブラジャーは、乳腺の発達を妨げないような構造になっています。
そのため、妊娠中にはマタニティ用のブラジャーを使う方がいいでしょう。
- カップは1~2サイズ上のものを選ぶ方がいい
- 締め付けすぎず、着け心地の良いもの
カップが多いものを選ぶ理由は、妊娠中から乳房は発達しますが、授乳を始めるとさらに大きくなります。
私も大きめのブラジャーを買っていて、妊娠中は大きすぎて使えませんでしたが、授乳が始まるとパンパンでちょっと小さく感じるぐらいでした。
また、ブラジャーについては私も助産師から指導されました(>_<)
どうしても普通のブラジャーを付けていると、乳房の横側を強く締め付けてしまうために血流が悪くなって乳房の発達を妨げられると言われました。
助産師さん曰く、家などではブラジャーしなくてもいいぐらいだということです。
ただ、胸が大きいと下の方が重みで圧迫されるので、ゆったりしたブラジャーをつけておく方が良いということでした。
マタニティ、授乳用のブラジャーにも種類がいくつもあります^^
マタニティ、授乳用のブラジャーについてご紹介します。
- ハーフトップタイプ(クロスオープン、フロントオープン)
- ブラジャータイプ
- カップ付きキャミソールタイプ
①ハーフトップタイプ(ワイヤーがないブラジャーで、伸縮性があり圧迫感が少ないのが特徴)
・クロスオープンタイプ
前でクロスして止まっていて、横にずらすだけで授乳ができます。
・フロントオープンタイプ
フロント部分で止まっていて、授乳時には前を左右に開きます。
赤ちゃんの顔がカップに当たらないのが利点です。
私が持っているのは3段階ぐらいで調節が可能なので、産前は1番小さくしていて、産後は1番大きいところで止めていました。
産後に胸がパンパンにはった時なども留め具がないので、「当たって痛い…」ということがありませんでしたよ♪
②ブラジャータイプ
形は普通のブラジャーと変わりませんが、カップの上に留め具があり、そこを外すとカップが下に取れるようになっています。
実際に使用してみて、カップがしっかりしているので外出のときも安心だし、カップを下げれるば、乳房全体を触ることができるので、赤ちゃんが飲み残しているところを手で押したりするのに便利でした。
③カップつきキャミソール
ブラトップと同じ作りをしています。
ブラジャータイプと同じでカップの上に留め具があり、そこが外れてカップが下に取れるようになっています。
実際に使用してみて、お腹が出ないので寒くないのが1番の利点でした。
夏だと暑いのでいらないかもしれませんが、授乳の度にお腹出してると寒くなります。
冬に頻回授乳の予定の方にはオススメします^^
ブラジャータイプの利点もキャミソール付きでは、同じことがいえます。
自分の乳頭を知る
安定期に入ったら、お風呂上がりなどに自分の乳頭をチェックしましょう。
乳頭の大きさや形はみんな違います。
★普通
長さと直径が0.8~1cmくらいの乳頭のことです。
赤ちゃんにとって飲みやすいサイズです。
★大きめ
長さや直径が1.1cm以上の乳頭のことです。
大きめだと赤ちゃんが口に含めないことがあります。根気強く吸わせることで大きさに慣れてもらいましょう。
★小さめ
長さと直径が5~7mmくらいの乳頭のことです。
乳輪を柔らかくすれば、赤ちゃんが上手く吸い付けるようになります。
★陥没
乳輪の中に乳頭が入り込んでいるタイプのことです。
皮膚が弱く、キレやすいです。妊娠中から乳頭吸引器などを使ってケアをすることが大切です。
★扁平
乳頭は乳輪のほぼ平らなタイプです。
赤ちゃんが吸いにくいですが、吸っているうちに乳頭の形が変わってくることが多いので、あまり心配しないでください。
授乳生活が始まってからあわてることの無いように、また、妊娠中にもっとケアをしておけばよかったと後悔しないように、自分の乳頭の特性をよく知っておきましょう。(初めてママの母乳育児 安心book)
みんなそれぞれ乳首の形は違います。
陥没や扁平だからといって、母乳育児がうまくいかないわけではないわよ。
産前からきちんとケアをして母乳育児に備えることが大切なのよ!
乳頭の手入れをする
お腹がはって、乳頭や乳輪のマッサージが出来ない人も乳頭を柔らかくする方法があります。
乳頭をオイルで軟らかくするという方法です。
そのやり方は、
①オイルをコットンにひたひたぐらいたっぷり含ませる。
②コットンを両方の乳頭に当ておき、10分ほどたったら流します。
使用するオイルは、バージンオリーブオイル、スイートアーモンドオイル、セサミオイル(白ごま油)などの植物性のものを使用しましょう。
オイルを塗るだけでも効果があります。
乳頭の形が扁平、陥没の人も、柔らかい乳頭を作っておくことは有効です。(初めてママの母乳育児 安心book)
乳頭が硬いと初めはマッサージするのも痛いです。
そんな時には、この方法を使って、乳頭を軟らかくしてからマッサージをしてみてください^^
母乳マッサージ
妊娠中にしっかりと軟らかい乳房と、やわらかに乳頭をつくってあげていることが、母乳育児がスムーズにいくポイントです。
母乳マッサージについて詳しくまとめているので、↓をチェックしてみてください!
授乳方法を確認しておく!
余裕があれば、妊娠中から授乳の仕方を確認しておきましょう。
どういう姿勢で授乳をするのかをあらかじめイメージできていると産後に授乳するときにスムーズに行うことができるようになります。
母親教室などで指導する産院も中にはあります。
しかし、授乳方法は産後に産院などで指導されるので、妊娠中に無理をして知っておく必要はないので、余裕があれば確認しておきましょう。
家族の支援や地域の育児支援について確認しておく
お母さんが産後、赤ちゃんのお世話だけに集中できるように家族の支援について確認しておきましょう。
里帰りをする人や自宅でそのまま過ごす人など産後の過ごし方は様々ですが、産後はできるだけ赤ちゃんのお世話を集中してできる環境の方がいいです。
そのため、旦那さんやお母さんなど周りの家族に産前からお手伝いを依頼しておいた方が産後楽になります。
また産後落ち着いてから地域の育児支援や一緒に話をするお母さんをみつけられる場所なども確認しておくといいでしょう。
慣れない育児や授乳の悩みなどの話を聞いていくれる人の存在も心強いものです。家族など気兼ねなく相談できる人がベストですが、そうした人の協力が難しいようであれば最寄りの市町村の窓口で相談してみてください。
また、出産後は育児サークルに参加したり、母乳育児をしようというお友達と一緒に、楽しいおしゃべりをしながら、励ましあっていくぐるぷをつくるのもいいでしょう。早めに情報を集めておきましょう。(桶谷式 母乳ですくすく育てる本)
妊娠後期の母乳の色は?透明なの?
妊娠後期になると母乳がでることがあります。
では、その母乳の色はどんな感じなのでしょうか?
妊娠後期に出る母乳の色は、黄色や透明な色だといいます。
母乳の色は人によってまちまちなので、これ!という決まった色はなく、あいまいです。
母乳で黄色?と、出たときに不思議に思うこともあるかもしれませんが、「初乳」と言われる初めて出る母乳も黄色です。
また、母乳の色は人によって少しずつ違うので、あまり考えすぎないようにしましょう^^
明らかに変な色の場合は、一度産婦人科で相談しましょう!
また、母乳の味についてもどうなのか知りたい場合は↓をどうぞ^^
☆母乳育児を目指すママ用のお茶☆
妊娠後期に母乳パッドはいる?
最後に、妊娠後期から母乳パッドが必要かどうかについてですが、
母乳が分泌されていて、下着が濡れたり、汚れたりする場合は母乳パッドをつけることをおすすめします。
その理由としては、下着が母乳で濡れる場合はそのままにしておくと不潔になってしまい、雑菌がわきやすいです。
また、なにより不快だと思いますから母乳パッドを使用するようにしましょう。
妊娠中から使わない場合でも、産後に母乳育児をする場合だと母乳パッドは高い確率で必要になりますので、産前から購入しておいても無駄になりにくいので大丈夫です^^
母乳の分泌が少ない場合は、母乳パッドをあまり使わない場合もあります
今回のまとめ
今回は、妊娠後期の母乳のためにできること、妊娠後期の母乳の色や味、母乳パッドがいるかどうかについて、ご紹介しました。
再度まとめると
妊娠後期から母乳育児のために準備できることは、
- 乳腺の発達を妨げない下着を選ぶ
- 自分の乳頭をわかる
- 乳頭の手入れ
- 母乳マッサージ
- 授乳方法を確認しておく
- 家族の支援や地域の育児支援について確認しておく
となります^^
妊娠中から母乳育児の準備をしておくことで、スムーズな授乳に繋がります。
また、妊娠後期から母乳が出る場合もあり、妊娠後期の母乳の色は黄色または透明な色が多いです。
妊娠後期の母乳の味は、基点的には甘い味をしています。
もし妊娠中に母乳がたくさん出てしまう場合は、母乳パッドを使うといいですね^^
母乳育児は妊娠中からすでに始まっています。
妊娠後期に入ってくるとお産のことも心配ですが、お産の後に始まる育児のことも余裕がある時に準備しておくといいですね。
妊娠後期には後期つわりなどでしんどくなる場合もありますので、無理のない範囲で母乳育児の準備をスタートしていきましょう^^