この記事は、授乳中の風邪の時に飲める薬や、見極め方、さらには市販薬や病院処方薬ついても詳しくご紹介します。
- 風邪だけど授乳注意飲める薬はあるの?
- 病院に行けないけど市販薬は飲んでもいいの?
- 病院でもらった薬なら飲んでもいいの?
こんなお悩みを持ったお母さんに合った内容になっています。
良かったら参考にしてみて下さいね☆
授乳中の風邪で飲める薬って?見極め方ってあるの?
実は風邪薬というのは意外と飲んでも大丈夫な物が多いんです。
風邪薬というと、基本的に処方されるものが解熱剤や、咳止め、鼻水のお薬などがあります。
抗菌薬は風邪ではあまり使われないことが多いです。
というのも、風邪はウィルスであることが多く、菌ではないからです。
ウィルスが原因だと、対症療法として、熱を下げたり、辛い症状を緩和するくらいです。
お薬が大丈夫なものが多いからと言って、もちろん飲んではいけないお薬もありますので、自己判断は危険です。
見極め方としては、市販薬の場合は記載の所に「授乳中は控えるか、授乳を中断して下さい」等と書いてあります。
私も妊娠中ですが、医師に相談して抗菌薬を出してもらいました☆
あまり出ない薬だったので、それでも心配で薬剤師さんにももう一度確認しましたよ(>_<)
気になる場合はとことん聞いちゃいましょう!
授乳中に適さない薬、安全な薬って?
国立成育医療研究センターでは、授乳中の使用には適さないと考えられる薬https://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/druglist_unfit.html
について詳しく載せています。
主に抗不整脈薬、麻薬、抗がん剤等ですので、あまり普段は使われる方は少ないと思います。
また、授乳中に安全に使用できると考えられる薬https://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/druglist.html
についても載せていますので参考にしてみて下さいね☆
風邪薬ですと、主に解熱剤や、咳や鼻水のお薬を処方されますが、よく処方される、解熱鎮痛剤のカロナールやブルフェンなんかは安全と言うことで表に載せられています。
母乳にどれくらい薬の影響は出るの?
母乳にどれくらいお薬が含まれてしまうのか、影響はどうなのか、気になりますよね(> <)
母乳への薬の影響はごくわずかと言われています。
ただ、影響がないわけではありませんので注意しましょう!
↓お薬が作用する経路をたどるとこんな感じになっています。
<お薬の経路>
お母さんの胃腸から吸収→肝臓→お母さんの血液中→母乳へ
この母乳から赤ちゃんが飲んで薬が作用するまでにはお薬の成分は100分の1程になっていると言われています。
分子が小さい方が母乳に移行しやすかったり、色々な条件があるのよ。
母乳にお薬の影響が少ない飲み方って?
できるだけお薬を飲むときは赤ちゃんに影響が少ない方がいいですよね☆
お母さんのお薬を飲む時間や、授乳時間でも影響をできるだけ少なくすることができるんです(^^♪
それは、授乳が終わったらすぐに内服することです!
お母さんが内服したお薬は、30分後くらいから血液中の濃度が高くなってきて、1~2時間後がピークになります。
できるだけピークの時間帯を外すように内服しましょう☆
授乳間隔が空いてきている赤ちゃんであれば、授乳直後に内服するのがベストです。
授乳中の風邪で市販薬って?飲んでもいいの?
授乳中でも市販薬が飲めるお薬もありますが、あまりオススメはしません。
医師のもとに処方されたお薬の方がより安全であるからです。
また、名前が一緒であっても、処方薬とは違う成分が含まれている可能性もあります。
どうしてもの場合は記載されている内容をしっかり読みましょう!
さらに、なるべく強くない優しい作用の物を選んだ方がいいですね☆
また、作用時間がなるべく短い物を選ぶとよいでしょう!
授乳中の風邪薬 病院では?もらう時の注意点は?
授乳中に病院で風邪薬をもらう時は必ず授乳中であることを医師に伝えて下さい。
そうでないと、医師は知らずに授乳中に飲んではいけないお薬を処方してしまう可能性があります。
また、月齢が低いほど赤ちゃんへの影響が大きいので、聞かれたら月齢も伝えましょう。
不安な場合は風邪であってもかかりつけの産婦人科でも対応してくれるところもあるので、産院へ受診しましょう。
授乳中は無理しないようにしよう!
今回は、授乳中の風邪の時に飲める薬や、見極め方、さらには市販薬や病院処方薬ついても詳しくご紹介しました。
授乳していても、風邪で辛い時はお薬を飲むことは可能です。
ただし、内服しないほうが良いお薬もあるので、しっかり見極めなければいけません。
不安であれば、病院で相談しましょう!
また、授乳に合わせて内服することで、赤ちゃんへの影響を減らすことも可能ですので、気になる方は試してみて下さいね☆
お母さんが元気なことが、赤ちゃんのためにもなります(^^♪
無理せず早く万全な体調になるように、休める時は休みましょう!