この記事は、授乳中にお母さんが風邪をひいてしまった場合、龍角散やトローチは飲んだり舐めたりしても大丈夫なのか、さらにはマスクの効果についても詳しくご紹介します。
- 風邪をひいたけど龍角散は飲んでもいいの?
- トローチを舐めたいけど心配…。
- マスクはずっとしてた方がいいの?
こんなお悩みをお持ちのお母さんに合った内容になっています☆
ご興味がある方はぜひ参考にしてみて下さいね♪
そもそも龍角散って?効果は?
皆さん有名なので龍角散という名前や商品を見たり聞いたりしたことがありますよね(^^)
しかし効果を知っているでしょうか?
主な効果・効能を下記に載せてみましたので参考にしてみて下さいね☆
<龍角散の効果・効能>
- せき
- たん
- のどの炎症による声がれ
- のどのあれ
- のどの不快感
この他に商品によってはのどの腫れ、声がれ、のどの痛みに効果があるものもあります。
通常のお薬は胃や腸で吸収されて効果を発揮しますが、龍角散は、のどの粘膜に直接作用して効果を表すお薬であるため、水なしで内服します。
龍角散の種類って?どんな商品があるの?
龍角散はのど飴が有名ですが、他にもトローチや粉の物などがあるのを知っていますか?
龍角散には以下の製品があります。
<龍角散の種類>
- 龍角散
- 龍角散ダイレクト(スティック、トローチ)→第三類医薬品
- 龍角散咳止め錠
- 龍角散の咳止め液
- 龍角散鼻炎朝カプセル→第二類医薬品
- 龍角散のど飴→食品
①龍角散と②龍角散ダイレクトは第三医薬品になっており、③龍角散咳止め錠、④龍角散咳止め液、⑤龍角散鼻炎朝カプセルは第二医薬品、⑥龍角散のど飴は食品となります。
第二類・第三類医薬品って?何が違うの?
第二類、第三類医薬品って言われてもピンと来ませんよね(>_<)
一体どう違うのでしょうか?
知っておくと今後も注意ができるので、便利ですので参考にして下さいね♪
- 第一類医薬品→副作用、相互作用などの項目で安全性上、特に注意を要する医薬品。薬剤師が直接、書面を使った情報提供をすることが義務づけられている。
- 第二類医薬品→副作用、相互作用などの項目で安全性上、注意を要するもの。
薬剤師または登録販売者が対応して、販売者への説明は努力義務が課せられている。 - 第三類医薬品→副作用や相互作用の観点から判断した際、第1類医薬品や第2類医薬品に該当しない医薬品。
授乳中の風邪に龍角散は?飲めるの?
龍角散咳止め液と、龍角散咳止め錠には授乳中の方は服用を避けるか、授乳を控えて下さいと添付文章に記載がありますのでこちらは飲めません。
その他には特に授乳に関して記載はありませんので、基本的には飲んでいただけます☆
ただ、龍角散と龍角散ダイレクトは治療中の方は禁止されていますので妊娠中の方などは病院で相談された方がいいでしょう。
授乳中の風邪にトローチは?舐めてもいいの?
授乳中に風邪をひいてしまった時は手軽に入手できて舐められるトローチが楽ですよね☆
授乳中にトローチを舐めても大丈夫なのか気になりますね!
基本的に市販されているトローチは授乳中に舐めても大丈夫なものが多いです(^^♪
購入前にパッケージの箱に使用上の注意が記載されていますので確認しましょう!
記載がなければ大丈夫ですが、妊娠中の方は服用できない物もありますので、その場合は薬剤師や医師に確認しましょう☆
赤ちゃんへ風邪がうつる時って?感染経路は?
赤ちゃんへ風邪がうつる場合は、母乳からうつる訳ではありません。
風邪で母乳が飲めるかどうかの記事は下記に記載がありますので気になる方は参考にして下さいね☆
母乳は血液と思っていただけると分かりやすいと思います(^^)
感染は主に空気感染、飛沫感染、接触感染、血液感染等がありますが、風邪の場合は空気感染、飛沫感染が主だと思いますので、身近な所を今回は説明します♪
- 飛沫感染
→くしゃみや咳をした時に口から病原体が含まれた体液(ツバや鼻水)が飛んでそれを吸い込むことで感染すること。 - 空気感染(飛沫核感染とも呼ばれる)
→病原体が含まれた体液の小さい物は床に落ちずに空気中に漂うが、その空気を吸うことで感染する。 - 接触感染
→皮膚や粘膜、傷口の直接的な接触によって感染する。他にも菌のついた手で触れたドアノブや、手すり、タオルを共用することなどで感染する。
授乳中の風邪にマスクは?効果的?
授乳中に風邪をひいた時にマスクは効果的なのでしょうか?
結論から言うと効果はあります!
予防のためにも、赤ちゃんが感染しないためにも重要です☆
お母さんが風邪をひいてしまうと授乳中に密に接する赤ちゃんは、お母さんの咳やくしゃみで飛沫感染してしまう恐れがあります。
マスクは着用しましょう!
また、マスクをすると加湿されますので、喉のケアにもなりますよ!(^^)!
授乳中は普段以上に口にするものに気を遣おう!
今回は、授乳中にお母さんが風邪をひいてしまった場合、龍角散やトローチは飲んだり舐めたりしても大丈夫なのか、さらにはマスクの効果についても詳しくご紹介しました。
普段何気なく口にしているお薬や、のど飴、トローチでも、授乳中は口にしてはいけない物もあります。
口にする前に商品の注意書きを確認する癖をつけましょう!
また、風邪が疑われる時や、冬場はマスクをできるだけ着用しましょう☆
赤ちゃんを守るためと、お母さんの風邪予防にも効果的です♪
お母さんと赤ちゃんの健康のために注意できることを知っておけるといざという時に役に立ちますよ(^^)
元気に楽しんで育児ができるといいですね☆