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授乳中の風邪はどうする?対処法や予防方法!【助産師解説】

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この記事では、授乳中の風邪はどうするか、注意点、対処法、さらに風邪予防について説明していきます。

母乳育児の場合は、夜間の授乳もあるので、産後間もないママは体力が戻っていなかったりしますし、母乳育児が軌道にのった場合のママでも、育児だけでなく家事やその他の事情で体力が落ちたりすることがありますよね?

そんなときには季節を問わず体調を崩したり、風邪をひいてしまうことがあります。

今回は、風邪を引いてしまったときの注意点、対処法、予防について助産師目線で説明していきます^^
もしあなたが授乳中に風邪をひいてしまったのでどうすればいいか知りたい場合は、ぜひ読み進めてくださいね。

授乳中の風邪はどうする?ひいてしまったときの注意点は?

風邪を引いたときに一番気になることは、母乳を通して赤ちゃんに影響があるかどうか、ですよね。

風邪を引いたママからの母乳から赤ちゃんが風邪をひくことはありません。

なので風邪をひいても授乳は続けて大丈夫です。

しかしママが咳やくしゃみをしたり、咳やくしゃみの後の手洗いが不十分だったりすることで赤ちゃんが風邪をひく可能性があります。

赤ちゃんはまだ免疫力が大人と比べて強くないので、マスクをして菌を飛ばさないようにしたり、赤ちゃんを抱っこするとき、授乳前に手洗いをして赤ちゃんに菌が付くのを防ぐようにしましょう。

ねね先生
ねね先生
免疫力というのは、入ってきた侵入物から体を守るシステムのことよ。

赤ちゃんは菌がいないママのお腹から出てきて、大人ほど菌にさらされていないから免疫力が強くないの。

授乳中の風邪の対処法は?

風邪をひいたら、もちろん早く治したいですよね?
しかし、育児をしているママはなかなか病院に行く時間も取れないと思います。

でもできれば早めに病院に行って治療の近道をすることも選択肢の一つに入れましょう。

授乳には思ったよりも体力を使います。
なので、授乳中に風邪をひくとさらに体力を消耗します。

落ちた体力を戻すには、バランスのよい食事、睡眠、軽い運動が大事になってきます。
運動は10~20分くらいの散歩から始めて、疲れすぎているときには控えておきましょう。

授乳中の風邪予防は?効果的なのは?

風邪をひいて治している途中のママや風邪をひかないようにどうしたらいいか気になるママも多いと思います。

風邪をひかないようにするには、免疫力が落ちないようにすることが大切です。

免疫力とは、外部から入ってきたウイルスや菌から体を守るシステムです。
体力が落ちたり、睡眠不足、ストレスを感じているときには免疫力が低くなって、風邪をひいたり、体調を崩しやすくなります。

なので、免疫力を維持しウイルス等に負けない体を作ることが必要となってきます。

睡眠をしっかり取る

母乳育児をがんばって睡眠不足になっているママは少なくないです^^;

赤ちゃんが生まれる前は自分のペースで物事を進められ、睡眠も今よりもっと取れたと思いますが、赤ちゃんの授乳でママの睡眠が短くなったり、一回に寝る時間が短くなったりします。

そこで、睡眠をしっかりとるために必要なことを、いくつかの例を挙げて説明していきます。

①赤ちゃんが寝ている時間にママも一緒に寝る

赤ちゃんが寝ているときに、やらなければいけない家事などを済ましてしまいたくなりますよね。

でも、体調が優れないときや眠気があるときは思い切って赤ちゃんが寝ているときにママも寝て睡眠時間を少しでも確保しましょう。

 

②赤ちゃんの活動時間や睡眠時間を調節する

赤ちゃんは生まれてすぐには昼夜の区別なく良く寝ます。

しかし、お母さんが赤ちゃんにメリハリのある生活をすることで、赤ちゃんが夜間にまとめて寝てくれるようになります。

もちろん赤ちゃんにも個性があるので時間がかかることはあります。

私の場合も、赤ちゃんの活動を調節できるとは思っていなかったのですが、寝る時間をできるだけ確保したくなり育児書を読みました。

その内容を参考に赤ちゃんと共に生活してみると、夜間に5~7時間まとめて寝てくれるようになりました。

それが毎日だといいのですが、まだ完全に夜間通して寝るにいたっていません。

でも、本を読む前より楽になったのは間違いありません。

以下が私が見つけた育児書です↓

2006年に初版なので少し古い本ですが、睡眠だけでなく赤ちゃん全般について書かれているので、とても参考になる本です。

トレイシー・ホッグの赤ちゃん語がわかる子育て大全/トレイシー・ホッグ/槙朝子【合計3000円以上で送料無料】

 

食べるものに注目する

風邪は体にウイルスや細菌が体に入ること、そしてママの免疫力が落ちてしまっていることで起こります。
なので、普段から免疫力を維持していく食品が摂れたら風邪をひきにくくなります。

風邪をひかないために重要なのが、バランスのよい食事です。

では、バランスのよい食事というのはどういったものでしょうか?

下の図を見てください↘

引用:厚生労働省

こちらは、主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物、水分そして間食の理想を図にしたものです。

すべてを同じ比率で食べるのではなく、このコマが傾かないように食べていくことが「バランスよく」食べるということになります。

 

お勧めの食品

毎日摂れて風邪予防になる食品を3つ紹介します。

①はちみつ

はちみつには殺菌効果があり、風邪をひいたときでもティースプーン1杯で喉の痛みが治まります。

ねね先生
ねね先生
1歳未満の離乳食を食べている赤ちゃんにははちみつは食べさせてはダメよ。「ボツリヌス症」で命に関わることにもなるの。

市販されているはちみつにはいろいろ種類があります。

加熱処理をされていないはちみつだけが殺菌効果があります。

「生はちみつ」といわれるものがそれにあたります。

「マヌカハニー」はニュージーランドに生えるマヌカという木から取れたはちみつで、強い抗菌力がありますが、味が少し独特なので、好き嫌いは分かれると思います^^

 

②オリーブリーフエクストラクト

西洋の伝統的な医療の一つです。
液体とサプリメントの2種類があります。

液体ではオリーブそのものやオリーブオイルとは全く違った味で、とても甘いです。
サプリメントは液体で感じる甘みがないため飲みやすいです。

風邪をひいたときはもちろん、日ごろからの免疫力維持の効果もあります。

【例外ポイント2倍】オリーブリーフ エクストラクト 60粒

 

③しょうが

しょうが30gの皮をむいて薄くスライスします。
それをお湯で10分ほど煮込み、ジンジャーウォーターを作ります。

ジンジャーウォーターはもちろんそのままでも飲めますが、少し味が濃いことがあるのでお湯などを入れて好みの味で飲んでください。

私は「風邪をひいたかな?」と思ったらジンジャーウォーターを作って、はちみつとレモンを入れて飲んでいます。
味もおいしいですし、体が温まっていいですよ。

大体よくやるのが1回あたり1Lくらい作り、冷蔵庫に入れて保存します。
だいたいこれで3日くらいは飲めますので、多めに作るのはおすすめです^^

授乳中には控えめになる紅茶やコーヒーに少量入れて飲むこともできますよ★

授乳中の風邪の予防・対処方法のまとめ

今回は、授乳中の風邪はどうするか、注意点、対処法、さらに風邪予防について説明しました。

授乳中に風邪をひいても赤ちゃんへの授乳は継続できますが、それではママが大変ですので、早く治すようにしましょう!

ママの体調を整えること、それには睡眠、食事、運動のバランスが大切です。
また、風邪が治っても免疫力を維持することが風邪予防になります。

赤ちゃんとたくさん笑って遊べるように、風邪を早く治しましょうね。

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そらさん
自分の経験や知識をもとに、「読んで助かった!」「ためになった」と思ってもらえるような記事を心がけています。 より多くの方の手助けになれば嬉しいです(^^♪