この記事では、産後脇にしこりができたときの対処法と、痛いときの原因について、さらには痛くない時でも注意するべきことについてもご紹介します。
- 産後脇にしこりがあるみたいだけど大丈夫なの?
- 大丈夫なしこりとそうじゃない場合って?
- しこりが痛い原因って何なの?
- しこりができた時はどうすればいいの?
こんなお悩みをお持ちのママにぴったりの内容になっています(^^♪
産後 脇にしこりができる原因、痛みがあるときとないときの原因の可能性や注意点なども載せていますので、気になる場合には読んでみてくださいね^^
しかし、産後、特に授乳中には脇にしこりができることはめずらしいことではありません。産後のわきのしこりについて詳しい内容となっているので、ぜひ参考にしてみて下さいね♪
産後の脇のしこり 痛い時に考えられる原因とは?
産後の脇のしこり 痛い時の原因についてご紹介します。
脇のしこりの原因は以下の3つがあげられます。
- 副乳
- 乳瘤
- 乳がん
それぞれ詳しく説明します。
①副乳って?どんな状態なの?
副乳ってあまり聞きなれない言葉ですよね(>_<)
簡単に言うと、字の如く、おっぱいが他にあることを言います。
少し詳しく解説していきます(^^♪
副乳とは?
- 犬や猫はたくさん乳房を持っており、人間は乳房が2つしかありませんが、それはたくさんあった乳房が退化して2つしか残っていないからです。
副乳とは、その退化した乳房が残っていることです。 - 脇の下から内腿の辺りにかけて存在する乳腺上(ミルクライン)にできることが多いです。
- 脇では、腕に近い部分にできることが多いです。
その副乳が出産や授乳で、乳腺が発達して、しこりのようなものになります。
副乳の場合、授乳で副乳が発達すると、腫れてきて痛みを感じることもあります。
腫れがおさまらない場合には、病院に受診するのよ!
②乳瘤って?何なの?
次に乳瘤についてです。
乳瘤とは?
- 母乳のこぶです。
母乳が溜まってできたものです。 - 乳瘤は、乳房だけにおさまらず、脇の下まで乳房がたまった状態です。
乳隆の場合には、溜まっている母乳がなくなれば、小さくなっていきます。
また、母乳が溜まっていても、卒乳すると徐々に吸収されてなくなっていきます。
痛みがないことも多いですが、張っていたりすると押したり、あたったりして痛みがあることもあります。
私も産後、乳瘤になりましたが、普段張らない部分が張ったので、痛かったです(>_<)
③乳癌って?しこりはどう違うの?
ここが、一番気になるところです。
痛みがあるしこりの場合は乳がんの可能性があります。
乳がんの場合には、時間がたっても小さくなることはありません。
乳がんが時間と共に大きくなることがあったとしても、小さくしぼむことはありません。
しこりの大きさが変わらない場合などは、病院に受診してみてください。
産後 脇にしこりができたときの対処法は?
産後 脇にしこりができることがあります。
しかし、脇にしこりができるとドキッとしますよね。
「もしかしたら・・」とよくないことも考えてしまいます。
産後 脇にしこりができたときの対処法についてご紹介します。
産後の脇にしこりができる場合には、副乳と乳瘤である場合が多いです。
それぞれ対処方法が違うので、それぞれの対処方法についてご紹介します。
副乳の場合の対処法☆
副乳の場合には、患部を冷やします。
また、触ると腫れや痛みがひどくなるので、触らないようにしましょう。
痛みが強い場合は受診して鎮痛剤などを処方してもらうこともできます。
改善がなければ早めに受診しましょう。
乳瘤の場合の対処法☆
授乳して、溜まった母乳をだしてあげます。
そのままほおっておくと乳腺炎になる可能性もあります。
また、乳腺炎のようになりかけている場合は、患部を冷やします。
乳腺炎になっている場合には助産院や病院でマッサージをしてもらいましょう。
副乳の場合は、脇以外の場所にもできることはあります。
産後の脇のしこり 痛くない時でも注意すべきことは?
産後の脇のしこり 痛くない時でも注意すべきことについてご紹介します。
痛みがなくても注意しないといけないのですか?
乳がんだったら痛いんですよね?!
しこりが痛くなくても注意が必要です!
しこりが痛くなくても乳癌であることもあります。
痛みがなくても、次のことに注意して、しこりを観察してください。
- 大きさに注意
- 場所に注意
- 増えていないか注意
大きさの変化に注意!どうなるの?
乳瘤や副乳の場合には、大きさが徐々に小さくなっていきます。
乳がんの場合は、大きさが小さくなることはありません。
大きさが数週間変わらないようなら、早めに受診してみてください。
場所と数に注意?どこが危ないの?
しこりの位置にも注意が必要です。
副乳の場合も乳がんの場合は位置はかわりません。
ただ、できやすい場所はありますので下記を参考にして下さい(^^)
- 副乳の場合 →脇の中でも腕の方にできやすく、ここは乳がんができにくい場所です。
- 乳がんの場合→とくにリンパがあるあたり(脇のへこんでいるところ)にできることが多いです。
そのため、場所でもある程度は副乳かどうかを確認することができます。 - 乳瘤の場合 →乳腺の先にできるので、できた位置とは違う、別の乳腺の先にできることもあります。
そのため、乳瘤の場合は位置が変わることもあります。
同時に、しこりが増えていないのかもチェックしておきます。
しこりがもとある場所にも大きさが変わらずにあるのに、新たな場所にできているときには注意が必要です。
乳瘤の場合は授乳がうまくいっているとしこりは小さくなってきます。
授乳がうまくっているのに、しこりが増えるときにははやめに病院に受診しましょう。
しこりをしっかり観察して必要時は受診を!
今回は、産後脇にしこりができたときの対処法、痛いときの原因、痛くない時でも注意するべきことについてご紹介しました。
産後 脇にしこりができると心配になります。
ただ、産後の脇のしこりは、乳がたまったことや副乳が原因の場合もあります。
しこりの大きさや位置に注意して、観察していきましょう。
症状が治まらない場合などは病院に受診してください。
しこりがでてきると私もとても心配になりました。
産後によくあることではありますが、癌など病気の可能性もあります。
ぜひ参考にしてみてください^^