この記事では、母乳と食事の医学的な関係について、お餅と母乳の関係やその根拠について、さらには母乳がサラサラになる食事についても詳しくご紹介します。
- お餅って母乳が良く出るようになるの?
- サラサラの母乳にするには?
- 食事と母乳って関係あるの?
- 赤ちゃんに良い母乳を飲ませてあげたい!
こんなお悩みをお持ちのお母さんにぴったりの内容になっています☆
母乳と食事との関係について興味がある場合は、ぜひ読んでみてくださいね^^
母乳と食事との関係については、様々な情報や意見があります。
「関係ない」という情報もあれば「関係ある」という情報もあり、混乱してしまうことでしょう。
「餅を食べると母乳が出るようになる」
「血液がサラサラになる食べ物は母乳が出るようになる」
という情報もありますが、あなたは聞いたことがあるでしょうか?
そして、これらは本当なのでしょうか?
正しい情報をお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください^^
母乳と食事って関係ない?医学的には?

母乳と食事の関係についてまとめていきます。
母乳と食事に関係があるという記事は他の多くの記事にも書いています。
しかし実は、母乳と食事に関係がないという専門家(医師や助産師)もいます。
これでは話が矛盾してしまいますよね(>_<)
一体どっちが正解なの?と思うことでしょう。
しかし実は、今の時点ではどちらも間違いではないのです。
なぜなら、母乳と食事の関係についてははっきりと分かっていないので、どれほど影響しているのか分からないためです。
つまり、母乳に与える食事の影響については、医学的な根拠はないのです。
てっきり関係してると思っていました!
母乳と食事は関係ない?理由は?
なぜ母乳と食事に関係がないと言われているのかをご紹介します。
よく「甘いものや脂肪分を多くとると母乳が詰まる」と言われますが、実際は脂肪分の大きさは乳管よりもかなり小さいので、脂肪を取り過ぎたから母乳が詰まるということは考えられないとされています。
実際には、ママが食べた甘いものが直接おっぱいをつまらせる原因となるわけではありません。例として、甘いものに含まれる脂肪分ですが、母乳中の脂肪分の大きさは母乳が出る管(乳管口)よりもとても小さい為、物理的にママの食べた脂肪分が直接おっぱいをつまらせるといった事は考えられません。
引用:ママの食べ物が母乳の質に影響する?授乳中の食生活のポイントと注意点
乳腺炎って?食事と関係してるの?
乳腺炎に関しても、よく「食事との関係がある」と言われることが多いですが、実際には食事以外が主な原因だとされています。
乳腺炎の原因についてまとめたので参考にして下さいね☆
- 授乳間隔があいたこと
- ブラジャーなどによる締め付け
- 赤ちゃんの飲み方がうまくいかなかったこと
- ママの体質(胸周りの筋肉が発達しており、基底部が固い)
つまり、多くの乳腺炎は母乳が溜まることが原因で起こるのですが、この母乳が溜まるのは、物理的に母乳が外に出なかったことが大きな原因です。
WHO(世界保健機関)によると乳腺炎の原因として明らかなのは乳汁うっ滞のみであるとされています。赤ちゃんのおっぱいの飲み方や不適切な授乳間隔などによって母乳がうまく外に出されず、乳腺内に母乳がたまり炎症をおこした状態が乳腺炎です。つまり、乳腺炎と食べ物の因果関係は明確にはわかっておらず、一概にママの食生活に問題があるとは言い切れません。
引用:ママの食べ物が母乳の質に影響する?授乳中の食生活のポイントと注意点
高塩分と高脂肪の食べ物は乳腺炎に関係していると考えられてはいますが、根拠はまだはっきりしていません。
乳腺炎の原因は母乳が乳房内に溜まってしまうことや、細菌などの感染ですが、食べ物によって母乳が溜まりやすくなるのかどうかについての調査研究は、まだはっきりしていないのが現状です。
引用:【乳腺炎と食事の関係は】母乳がつまる食べ物は?食事で予防できる?
このように乳房のトラブルと食事は関係ないことが多いですから、乳腺炎になったときには、まずは他の理由で母乳が溜まったことを考えてみるといいでしょう。
しかし、やはりママの実体験の中には、
「私はカレーを食べたら詰まる」
「ケーキを食べたら、その後張ってくる」
「産後初めてお肉を食べたら、おっぱいがかなり痛くなった」
などという話もあります。
ですから、人によっては影響を受けることがあることも事実でしょう。
しかし、今はまだ母乳と食事の関係について医学的な根拠がなく、分からない部分が多いのが現状です。
ですから、あまりインターネットの情報や他のママの経験談全てを過信しないようにしましょう。
餅と母乳の根拠は?
次に餅と母乳の関係とその根拠についてご紹介します。
あなたは、「お餅を食べると母乳が出るようになる」とか「お餅を食べると母乳が詰まる」などの話を聞いたことがありませんか?
しかし、お餅と母乳の関係について医学的な根拠はありません。
お餅の粘りで母乳がドロドロになって詰まると言われていますが、医学的な根拠はないのです。
社内の文献や研究者に確認を取ったところ餅の粘り成分(アミロペクチン)が乳管や乳腺に悪影響を与えるという研究・文献は見当たらないとのことでした。
逆に(お餅が)母乳をたくさん出すという研究したものはどうなのかなと医中誌という医学雑誌の検索サイトを見てみました。アミロペクチンと母乳につい検索し、て引っかかった文献はありませんでした。
引用:餅と母乳
つまり、母乳の粘りと乳管への影響についての研究も、お餅と母乳についての研究もないので、医学的に分かっていないのです。
ですから、周りからの話だけで「お餅を完全に避ける」という必要はないです。
しかし、人によっては影響されやすい場合もありますから、様子を見ながら少しずつ食べるようにしましょう。
特に、産後間もない時期やおっぱいが詰まりやすいという自覚がある場合は、注意をしてくださいね。
母乳がサラサラになる食事って?効果はあるの?
母乳がサラサラになる食事と母乳への効果についてまとめていきます。
まずは、母乳がサラサラになると言われている食事をご紹介します。
- 根菜
- 玄米
- 海藻類
- 大豆
- 青菜(ほうれん草や小松菜)
- 魚
これらの食材は血液をサラサラにする効果がある食材です。
ですから「血液がさらさらになるので、母乳もさらさらになる」と言われています。
また「血液がサラサラだと母乳の質が良くなる」とも言われることもあります。
しかし、先ほどご紹介したように母乳と食事の関係についてはまだはっきりと分かっていません。
ですから、母乳がサラサラになる食事の母乳への効果についても分かっていません。
つまり、血液がサラサラになる食事をとったからといって、母乳がサラサラになったり、母乳がよく出るようになると言い切ることはできないのです。
しかし、ママの食事が一部母乳に移行がすること、母乳は血液が元になってできていることを考えると、影響がある可能性は十分にあります。
食事と母乳の質についての調査研究ははっきりしていませんが、母乳は血液でできており、アルコールは母乳に残ることを考えると、食事は母乳に何らかの影響を与える可能性があると考えられます。
引用:【乳腺炎と食事の関係は】母乳がつまる食べ物は?食事で予防できる?
関係が分からないからはっきりないとも言い切れないわね。
ママの健康に良い食事を心がけて☆
今回は、母乳と食事の医学的な関係について、お餅と母乳の関係やその根拠について、さらには母乳がサラサラになる食事についても詳しくご紹介しました。
母乳と食事の関係については、研究がまだ進んでいませんから医学的にはっきり分かっていないのが現状です。
そのため、関係があるのかないのかもはっきりと分かりません。
よく言われるお餅が母乳に影響することについても、医学的な根拠はありません。
また母乳がサラサラになると言われる食事は、大豆や玄米など血液がサラサラになる食事ですが、やはり医学的な根拠はなく、血液がサラサラになる食材で母乳が実際にサラサラになるのかは分かりません(>_<)
しかし、血液がサラサラになる効果がある食品は、ママの健康に良い食材ですし、主に和食で使われる食材です。
母乳には和食中心の食生活が良いので、意識して食べることはとても良いことでしょう。
バランスの良い食事・和食中心の食事を、母乳育児中は心がけるようにしてくださいね。
ぜひ、参考にしてみてください^^