この記事では、母乳の体重増加の目安についてや、母乳の体重の増加率、さらには体重と身長のバランスについても詳しくご紹介します。
- 赤ちゃんの体重はどれくらい増えていればいいの?
- 他の子よりも大きい気がするけど大丈夫?
- 身長と体重のバランスってどうやって見るの?
こんなお悩みをお持ちのママにぴったりの内容になっています(^^♪
赤ちゃんの体重増加や身長との関係について載せていますので、気になる方は読んでみてくださいね^^
赤ちゃんの体重を確認することが大切ですが、ただ増えていればいいというわけではありません。
赤ちゃんの体重増加には目安があるので、その目安についてご説明します。
また、あまり聞きなれない「体重増加率」の解説や、計算の方法、身長と体重のバランスもご紹介していきます。
赤ちゃんの成長について、体重増加についての内容となっているので、ぜひ読んでみてくださいね!
また、参考にしてみてください。
母乳の体重増加の目安は?だいたいどのくらい?
母乳の体重増加の目安についてご紹介します。
母乳の体重増加は月齢によって異なります。
体重増加の目安 | |
生後1カ月まで | 30~50g/日 |
生後1~3カ月 | 25~30g/日 |
生後3~6カ月 | 15~20g/日 |
生後6~9か月 | 9g/日 |
生後9~12カ月 | 8g/日 |
あくまでも目安です。
参考にしてみてください^^
母乳の体重 増加率って?何がわかるの?
次に体重増加率についてご紹介します。
体重増加率とは:体重がどれくらい増えたかを%で表します。
その計算式は、
今回の体重 ÷ 前回の体重 = 体重増加率(%)
つまり、例として、前回の体重が2500g、今回の体重が3000gであった場合は、
2500 ÷ 3000 = 1.2(%)
となります。
つまり、前回より1.2%体重が増えていることを意味します。
増加率は前回に比べてどれくらい増えたかを表す数値です。
赤ちゃんの場合には増加率よりも生理的体重減少で計算されることが多いです。
生理的体重減少については次で詳しくご紹介していきます!(^^)!
生理的体重減少って?どんなことを言うの?正常は?
先程少しお話した生理的現象について詳しくお話していきます☆
生理的体重減少とは、赤ちゃんが生まれて数日間は体重が減っていくことです。
- これは、生まれてすぐは身体のむくみがとれることとおしっこやウンチ、汗などの水分量が多いことにより起こります。
- 生理的体重減少は10%以内だと正常です。
体重減少を計算する場合には先ほどの計算式ででた数字で1を引きます。
つまり、3000g(生まれたときの体重)2850g(数日後の体重)だとすると、
1-( 2850 ÷ 3000 )= 1-0.95 =5(%)
となります。
この場合の体重の減少率は5%です。
このように新生児の場合に、体重減少率として使われることが多いです。
母乳の体重 身長は?赤ちゃんにもバランスってあるの?
体重と身長のバランスについてご紹介します。
赤ちゃんの体重は母乳を飲めているか、栄養が足りているかのバロメーターでもあるので、ママにとってはかなり気になりますよね。
でも、身長はどうなのでしょうか?
もちろん、赤ちゃんにとって身長が伸びて行くことも大切です。
以前ご紹介した成長曲線の中には体重だけでなく、身長も記載されています。
では、身長と体重のバランスはどうなのでしょうか?
もちろん、身長と体重のバランスももちろんチェックしています。
身長と体重のバランスをはカウプ指数といわれるものでチェックできます。
カウプ指数とは、大人でいうBMIのことです。
BMIだと聞きなじみがあると思います。
子どもの場合には、カウプ指数で成長のバランスをチェックします。
カウプ指数って何なの?計算方法は?
先程お話したように、カウプ指数は大人のBMIのような物で、やせ~肥満等、体格指数を表します。
カウプ指数の計算方法は、
カウプ指数 = 体重(g)÷身長(㎝)の2乗 × 10
この計算方法で出した数字をもとに肥満度をチェックします。
22以上は肥満、10~13が栄養失調、14~21は正常です。
ただ、あくまでも目安なので、正常よりも少し高かったり、低かったりしても問題ありません。
身長と体重のバランスについて補足です。
もちろん、身長と体重のバランスをチェックもします。
ただ、乳児期の体重や身長には個人差が大きいので自己判断は危険です。
太っている赤ちゃんもいれば、背が高くひょろっとしている赤ちゃんもいます。
気になる場合には、区市町村の相談や健診または医師など専門家に必ず相談しましょう。
だから、計算してみて不安に思ったら専門家に相談することね!
ぜひ、参考にしてみてください^^
増加の数字はあくまで目安☆その子なりの成長を見守ろう!
今回は、母乳の体重増加の目安についてや、母乳の体重の増加率、さらには体重と身長のバランスについても詳しくご紹介しました。
母乳の体重増加の目安は月齢によって異なります。
体重増加率は前回に比べてどれくらいの%で体重が増えたかを見る計算ですが、新生児の場合には主に生理的体重減少率として計算されます。
赤ちゃんでも身長と体重のバランスはチェックします。
その方法をカウプ指数といって肥満度をチェックしますが、あくまでも参考なので多少正常値から逸脱していても大丈夫です。
今回、赤ちゃんの体重の数値についてご紹介しましたが、最も重要なのは、数値に関しては目安なので、正常値の中にないといけないというわけではないということです。
あくまでも「参考や目安」としてとらえてください。
赤ちゃんの成長は自分のせいではないかと心配になるかもしれませんが、自己判断するのではなく、不安な時には専門家に相談してみてください。
市区町村の保健師さんなどに電話でも相談をできたりします。
一人で抱え込まずに、専門家にアドバイスをもらいましょう。