この記事では、授乳中のケーキやポテチ、そしてチョコレートについても詳しくご紹介します。
- 授乳中ってお菓子はやめた方がいいの?理由は?
- どんなお菓子がダメなの?
- どのくらいなら食べても大丈夫?
- お菓子を食べたらどうなるの?
こんなお悩みをお持ちのお母さんに合った内容になっています☆
授乳中に控えた方がいいおやつについて、またどの程度避けたほうがいいのかや食べるときの注意点について興味がある場合は、ぜひ読んでみてくださいね^^
授乳中のケーキって?食べちゃダメなの?
授乳中のケーキについてまとめます。
「授乳中にケーキは食べたらいけない」とか「ケーキを食べたら乳腺炎になる」という話を聞いたことがありませんか?
授乳中のケーキは、全く食べてはいけないわけではありません(^^♪
ただ、できるだけ控えた方がいいです。
私もですが、甘いものが好きなママにとっては、ケーキを授乳中全く食べられないなんてストレスでしかないですよね(>_<)
特に育児中は家にこもることが多くストレスも溜まってしまうので、ストレス発散としてお菓子も大事です☆
実際に、ストレスは母乳の出を悪くする原因の一つなので、ケーキを食べずにストレスをためるのも良くないです。
そういう時にはケーキを少しぐらいなら食べてもいいわね。
授乳中のケーキが良くない理由は?乳腺炎になるの?
先程少しならケーキは食べても大丈夫とお話ししましたが、実際に「ケーキを食べた後はおっぱいが張った」「詰まりかけた」という経験をするママも多いです。
食事の内容によって母乳が影響されやすい場合は、注意が必要です(>_<)
また、乳腺炎になっているまたは乳腺炎になりかけているときなどはやめておいてくださいね。
- ケーキが乳腺炎や詰まりの原因になる理由としては、ケーキはバターや砂糖、生クリームなどをたくさん使っているからです。
- ケーキはたくさんの糖分と脂質を含んでいます。
糖質・脂質の取り過ぎは、人によっては乳腺炎の原因になる可能性があります。
脂質や砂糖をとり過ぎるとママの血液がどろどろになるので、これによって母乳もどろどろになってしまい、乳腺を詰まらせる可能性があります。
しかし食事と母乳は関係ないとする専門家もいて、乳腺炎の原因になるとは言い切れず、可能性があるということになります。
補足
WHOは「高塩分と高脂肪の摂取は乳腺炎の可能性を高めるという点も含めて、食べ物は乳腺炎に関係していると考えられてはいるが、根拠はまだはっきりしていない」としています。
食事と母乳の関係についてははっきりとわかっていない部分が多くので、中にはケーキを食べても大丈夫だという考えもあります。
データ上はなくても経験的に高塩分・高脂質のものを避けた方がいいという考えから指導している助産師さんもいるわよ。
乳腺炎についての根拠って?ケーキと乳腺炎の関係☆
こちらに乳腺炎と高塩分、高脂肪の食べ物について抜粋しましたので参考にご覧ください
!(^^)!
高塩分と高脂肪の食べ物は乳腺炎に関係していると考えられてはいますが、根拠はまだはっきりしていません。
乳腺炎の原因は母乳が乳房内に溜まってしまうことや、細菌などの感染ですが、食べ物によって母乳が溜まりやすくなるのかどうかについての調査研究は、まだはっきりしていないのが現状です。
一方で、母乳相談室や母乳外来でも食事の指導をされることがあり、脂肪分や糖分の高い食事は乳腺をつまらせたり、母乳の質を下げたりするため、できるだけ避けるように指導する書籍もあります。
つまり、経験則としては食事と乳腺炎に関係があるのではないかと考えられています。
(中略)
これらを踏まえて、授乳中の食事をどうするかは個人個人で決める必要があります。乳腺炎がひどい人や乳腺炎を予防したいという人は、高塩分や高脂肪の食事を取りすぎないのも一つの方法ですよ。
引用:【乳腺炎と食事の関係は?】母乳がつまる食べ物は?食事で予防できる?
つまり、乳腺炎と食事との関係は分かっていないけど、経験的に関係があると実感し指導している助産師さんも多いのです。
乳腺炎の原因に脂質や塩分が関係している可能性もあるので、ケーキは脂質が多いから控えた方がいいということですね。
乳腺炎と食事の関係がはっきりしていないけど、関係している可能性もあるから手放しで食べられるというわけではないわね。
もしケーキを食べるときには脂質や砂糖が少ないものを選ぶようにしましょう。
授乳中のケーキのレシピについて↓でご紹介しています。参考にしてみてください^^
授乳中のポテチって?ちょっとだけならいいの?
授乳中のポテトチップスについてまとめていきます。
授乳中は、ポテチもできれば控える方がいいです。
先ほどもお伝えしましたが、高塩分な食べ物は乳腺炎の原因になる可能性があります。
また、ポテチは添加物も多く含んでいて、もともと健康にいいものではないので、授乳中には控えた方がいいでしょう。
ただ「ポテチを無性に食べたい」「ポテチじゃないと・・・」という時もありますよね。
そんな時は無理しすぎず、少量だけ食べましょう!(^^)!
ストレスがたまらない程度に控えるようにしましょう。
次はポテチを食べるときのポイントを簡単にご紹介していきますので続きもご覧くださいね☆
ポテチがどうしても食べたい!そんな時どうする?
こちらではポテチが食べたい時に気をつけるポイントをご紹介します(^^♪
ぜひ参考にしてみて下さいね♪
<ポテチを食べる時に気をつけたいポイント>
- 大袋ではなく個袋のものを食べる(購入する)。
- 量を決めて食べる。食べる分だけ出しておいて、他はしまっておく。
- ノンフライや野菜チップスに変える。
量を決めていなかったり、大きな袋だとついつい食べ過ぎてしまいますよね(>_<)
気づくと大きい袋全部食べていた…なんて経験はみなさんもあるのではないでしょうか?
それを防止するためにあらかじめ量を決めたり、小袋のものを食べるようにしてみてください^^
ポテチよりも野菜チップス(ノンフライ)の方が栄養価も高いし、カロリーも控えめよ。
ポテチの種類を変えてみると塩分も少し控えられたり、油も少し控えることもできます。
ぜひ参考にしてみてください^^
授乳中のチョコレートは?問題の成分は?
授乳中のチョコレートについてまとめていきます。
授乳中は、チョコレートもできるだけ控えたほうがいいです。
<チョコレートを控えた方が良い理由>
- チョコレートにも脂質と砂糖がたくさん入っている。
- カフェインが含まれている。
①脂質と砂糖に関してはケーキと同じく乳腺炎になってしまう可能性があるためです。
②カフェインに関しては「チョコレートにカフェイン?」と思うかもしれませんが、
チョコレートのカカオ豆からできていて、カカオ豆にはカフェインが多く含まれています。
母乳にはママが摂取したカフェインの量の約1%が母乳に移行すると言われているので、赤ちゃんへの影響を考え、食べ過ぎには注意すべきなのです。
特に、産後のママは貧血気味のことが多いので産後の摂取は注意するのよ。
チョコレートに問題の成分はどのくらい含まれてるの?
チョコレートにはどれくらいカフェインが含まれているのでしょうか?
一般的なチョコレートにはコーヒーの6分の1程度のカフェインが含まれています。
一般的なミルクチョコレートでいくと1枚あたり約10mgです。
メーカーやチョコレートの種類によってカフェインの量は変わってきます。
ビターチョコレートやカカオ○%のチョコレートにはより多くのカフェインが含まれています。
- 明治ミルクチョコレートは1枚(50g):約15mg(90mgの6分の1で計算)
- チョコレート効果72%(明治)1枚(5g):約5.6mg(90mgの16分の1で計算)
- チョコレート効果72%を50g(ミルクチョコレートと同じ量)摂取すると
約56mgカフェインが含まれていることになります。
参照:明治 Q&A
このように種類によってカフェインの量は違うので注意してください!
どれくらいならチョコレートを食べていいの?食べたい時のコツ☆
どれくらいなら問題なくチョコレートを食べられるのでしょうか?
食べたい時のポイントと一緒にお伝えします☆
WHOは授乳中のカフェインの量は1日300mg程度としています。
このことからチョコレートを1日1枚程度摂取してもカフェインの量としては問題ないでしょう。
カフェインを控えるために「カカオの少ないものを食べたら良いのかな?」と思われたかもしれませんが、そうするとその分脂質や糖分が多く入っているので身体には良くありません(>_<)
カカオはポリフェノールが豊富なので、美容効果があったり生活習慣病予防の効果もあり、健康に良いです。
まとめて取らず、個包装のものを少しずつ食べることがオススメよ☆
安心しました。
我慢ばかりじゃなく楽しみも大切に☆
今回は、授乳中のケーキやポテチ、そしてチョコレートについても詳しくご紹介しました。
授乳中は「あれはダメ!」「これはいい」や「母乳に悪い」や「赤ちゃんに悪い」など食事に関して色々と聞くことも多いでしょう。
でも、我慢ばかりでは辛くなってしまいます(>_<)
食事(お菓子)と母乳には関係はないとする専門家もいますが、「本当に乳腺炎になるのか?」ということは実は分かっていません。
人によっては影響が出てしまうことも実際にありますが、少量なら問題ありません☆
お伝えした注意点を守りながら、食べ過ぎには注意してお菓子の時間を楽しんでくださいね(^^)/