この記事では、乳腺炎のときの飲み物や食事制限、さらには乳腺炎のときの母乳の味の変化についても詳しくご紹介します。
- 乳腺炎になった時の食事ってどうすればいい?
- 乳腺炎の時は飲み物って控えるの?
- 乳腺炎だと赤ちゃんが母乳を嫌がるの?
こんなお悩みをお持ちのお母さんに合った内容になっています☆
乳腺炎のときの食事制限について、乳腺炎のときの母乳への影響について気になる場合は、ぜひ読んでみてくださいね^^
「乳腺炎のときには揚げ物はダメ」「乳腺炎のときは甘いものを控える」
なんていう話を聞いたことがあるかもしれません。
しかし、これらの情報は本当なのでしょうか?
乳腺炎のときには、どのような食事や飲み物を取ったらいいのかについてご紹介していきます。
また、乳腺炎のときに気になるのは赤ちゃんへの影響ですよね。
乳腺炎になると母乳の味がどう変化するのかについてもご紹介します。
そして妊娠中や母乳育児中の方は、母乳育児に向けて乳腺炎などのトラブルについて気になることでしょう。
乳腺炎になったときに落ち着いて対処できるように、ぜひ参考にしてみてください^^
そもそも乳腺炎って?どうなるの?
乳腺炎ってママたちが良く聞く言葉かと思いますが、はっきりとした症状などを知っている方は少ないのではないでしょうか?
ご紹介しますので参考にして下さいね(^^)
乳腺炎とは
- 何らかの理由で乳腺が炎症を起こし、痛みや熱感、腫れを伴う状態のこと。
- 感染によって起こる「化膿性乳腺炎」と、乳腺内に乳汁が溜まってしまう「うっ滞性乳腺炎」がある。
痛くてカチカチになる前に飲んでもらうのが一番よ☆
私は息子がおっぱいを飲んでくれなくて、痛くて我慢できない時は搾乳器で搾乳していました(>_<)
↓乳腺炎の詳しい症状や原因はこちらの記事でご紹介してますので興味のある方はご覧くださいね☆
乳腺炎のときの飲み物って?気をつけることは?
乳腺炎のときの飲み物で気をつけることについてご紹介します。
まずは水分の量ですが、乳腺炎のときにはおっぱいがカチカチになり、張って痛く感じることが多いです。
そんなときでも水分は制限しないようにしましょう。
こまめに飲むようにしましょう!
また飲み物の内容についても、気をつけると良いことがあります。
母乳育児中には、「糖分を多く摂りすぎないよう」にと産院で注意された方もおられると思いますが、特に乳腺炎のときには、糖分を多く含む飲み物は控えるようにしましょう。
糖分が多い飲み物とは?
- 果物ジュース、野菜ジュース
- 炭酸飲料
- 砂糖のコーヒーや紅茶など
糖分を摂り過ぎると血液がドロドロになるので、母乳へも悪影響を与える可能性があるためです。
乳腺炎のときには糖分を多く含む飲み物はできるだけ控えましょう。
また、温かい飲み物は血流を良くするので、おっぱいがより張ってしまい乳腺炎が悪化する可能性があります。
乳腺炎のときには常温にして飲むほうが安心でしょう。
詳しくは↓を参考にしてみてください^^
乳腺炎での食事制限って?どうすればいの?
乳腺炎のときの食事制限についてご紹介します。
「乳腺炎の時には甘いものは食べたらダメ」とか「乳腺炎の時には高カロリーなものはダメ、揚げ物はダメ」とかよく聞きませんか?
これはその通りで、乳腺炎になった時には高カロリーな食事を控えた方がいいです。
乳腺炎になったとき
×高カロリーの食事(乳汁が詰まりやすくなる)
高カロリーな食事は母乳が詰まりやすくなるので、乳腺炎の時には控えるようにしましょう。
例えば、揚げ物やお菓子などの食べ物です。
どれくらい控えた方がいいのかという具体的な目安はありませんが、できるだけ控えた方が良いです。
和食中心のバランスの良い食事を心がけましょう。
しかし一方で、乳腺炎のときにも食事の制限は必要ないとしている専門家もいます。
乳腺炎と食事に関係がないという考えもあるためです。
母乳と食事が関係ないことについては、詳しくは↓を参考にしてみてください。
ただ、助産師さんは自身や今まで見てきたママたちの経験から、高カロリーな食べ物は控えるように指導していることが多いわ。
乳房にトラブルが起きたときには、控えたほうが安心と言えるでしょう。
乳腺炎だと母乳の味は?変わるの?
乳腺炎のときの母乳の味についてご紹介します。
乳腺炎のときには、普段の母乳の味とは違う可能性があります。
乳腺炎のときには、母乳の出が悪くなり古い母乳が溜まった状態になっています。
実際に乳腺炎になったときに搾乳すると、黄色いドロっとした母乳が出てくることがあります。
このような母乳は、普通の母乳に比べてしょっぱくなっていて、敏感な赤ちゃんであれば嫌がって飲まないこともあります(>_<)
↓母乳の味についてはこちらでさらに詳しくご紹介していますので良かったらご覧くださいね♪
乳腺炎の時の母乳って?赤ちゃんにあげていいの?
先程乳腺炎の時の母乳の味はしょっぱいとお話ししました。
「それなら乳腺炎のときには母乳はあげないほうが良いの?」と思われるかもしれませんが、それは違います。
例えしょっぱいおっぱいになっていても、赤ちゃんに良くないものではありません。
むしろ、乳腺炎を治す近道は赤ちゃんに飲んでもらうことです。
早く美味しい母乳に戻すために、どんどん赤ちゃんに飲んでもらいましょう。
でも、治すためには頑張って飲んでもらうのよ!
乳腺炎の時は食事、飲み物に気をつけよう!
今回は、乳腺炎のときの飲み物や食事制限、さらには乳腺炎のときの母乳の味の変化についても詳しくご紹介しました。
乳腺炎のときの飲み物は、糖分が多いものは控えて、常温で飲むと良いでしょう。
母乳に良いと言われるたんぽぽ茶は、血液をさらさらにする飲み物ですから、試してみると良いかもしれません。
乳房が張っているときでも、水分は控えないように注意してくださいね。
また乳腺炎のときには、高カロリー、糖分・脂肪分の多い食事を控えて、和食中心の食事にしましょう。
乳腺炎のときには、どろっとした黄色い母乳が出ることがあり、その場合の母乳はしょっぱくなる傾向にあり、普段の母乳とは違います。
赤ちゃんに飲ませても問題ありませんが(むしろ乳腺炎を治すためにどんどん飲ませましょう!)、赤ちゃんの飲み方に変わりがないか見てあげましょう。
母乳と食事の関係についてはさまざまな意見がありますが、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。