今回の記事では授乳中に処方されたセフゾン、トランサミン、フロモックスの内服薬について詳しく説明していきます!
授乳中のママが風邪をひいたり、病気になってしまった場合は薬を飲んでもいいのか気になりますよね。
そして、実際に病院を受診して薬を処方してもらったけれど、どんな効果があるのかわからない(;_;)本当に大丈夫なの?と心配になるママもいると思います。
今回は風邪をひいたときに処方されることが多い薬について詳しく説明していきます☆
風邪をひいてしまったけれど病院を受診しようか悩んでいるというママや、実際に受診をして薬を処方されたけれど本当に内服してもいいのか気になっているママにぜひ知ってほしい内容ばかりです(^^)
ぜひ1つの知識として参考にしてくださいね☆
授乳中に医師が薬を処方するのはどんなとき?
![授乳中に医師が薬を処方するのはどんなとき?](https://i0.wp.com/bonyuikuzi.org/wp-content/uploads/2020/01/7ab6ebb7b2a7f0f2bb1aacc5d38eed19_s.jpg?resize=760%2C428&ssl=1)
突然ですが、病院に行って薬が処方されるときと、処方されないときの違いについて知っていますか?
病院で薬が処方されるときは、治療上、投薬のメリットがデメリットを上回ると医師が判断したときです。
これは授乳中のママも同じで、投薬治療をしたほうがメリットが高いと医師が判断したときに薬が処方されます。
内服した薬は母乳に出てくる?赤ちゃんには安全なの?
![内服した薬は母乳に出てくる?赤ちゃんには安全なの?](https://i0.wp.com/bonyuikuzi.org/wp-content/uploads/2020/01/2648707505b64e0cc054cbe4b2c92471_s.jpg?resize=760%2C428&ssl=1)
内服した薬は血液の中に入り全身に運ばれて行きます。
母乳は血液から作られているので、基本的にママが飲んだ薬のほとんどは母乳に移行します。
しかし薬の濃度は赤ちゃんに影響のない濃度まで薄くなるので、ほとんどの薬は内服しても赤ちゃんに問題はありません。
特殊な薬(抗がん剤、一部のホルモン剤や精神科用薬)などは授乳を中断する必要がありますが、授乳中であることを伝えたうえで処方された薬は問題ありません(^^)
自己判断で薬を内服することは危険なので、必ず病院を受診し、授乳中であることを伝え薬を処方してもらってくださいね☆
必ず医師か薬剤師に相談するべきよ!
薬が母乳に移行するのを少しでも減らしたいときの裏ワザ☆
![薬の成分が母乳に移行するのを少しでも減らしたいときの裏ワザ](https://i0.wp.com/bonyuikuzi.org/wp-content/uploads/2020/01/919cd8b3888b5618d6d016922e2c0575_s.jpg?resize=760%2C428&ssl=1)
安全な薬だとわかっていても、それでもやっぱり赤ちゃんには薬の成分が入らないようにしたい!
赤ちゃんへの影響は最小限にしたいと願うママへ裏ワザを教えちゃいます(^^)
それは授乳直後に薬を内服をすることです(^^♪
そうすれば、次の授乳時間には血液の中の薬の濃度は少なくなっているので、母乳へ移行する薬の量を少なくすることができます☆
授乳中の風邪にセフゾンって?飲んでもいいの?
![授乳中の風邪にセフゾンって?飲んでもいいの?](https://i0.wp.com/bonyuikuzi.org/wp-content/uploads/2020/01/875ef69ce231a87272ccdd43d75e3f5c_s.jpg?resize=760%2C428&ssl=1)
結論から言うと、セフゾンは問題ありません(^^)
セフェム系の抗菌薬で、体の中で増えた細菌をやっつける効果がある薬です。
いろいろな細菌に効果がある薬なので、風邪をひいたときなど多くの病気で使われている薬です。
副作用は比較的少ない安全性の高い抗生物質で、小児科でもよく使われている薬です。
くすりのしおり くすりの適正使用協議会 くすりのしおり セフゾン
小児科でも使われている薬なので、授乳中のママが内服して母乳の中に移行したとしても、赤ちゃんには問題が出ることもなく安心して内服できる薬です(^^)
授乳中の風邪にトランサミンって?影響は?
![授乳中の風邪にトランサミンって?影響は?](https://i0.wp.com/bonyuikuzi.org/wp-content/uploads/2020/01/639706c1ba6fe0bbf040609011f25f11_s.jpg?resize=760%2C428&ssl=1)
トランサミンも安心して内服できる薬です。
出血を止めたり、赤みや腫れを抑える薬です。のどの赤みや腫れが強いときに処方されます
くすりのしおり くすりの適正使用協議会 くすりのしおり トランサミン
上のサイトでは授乳中は医師と薬剤師に相談となっています。
医師の診察を受けて処方されたのであれば問題なく内服できます。
授乳中の風邪にフロモックスは?問題ないの?
![授乳中に風邪にフロモックスは?問題ないの?](https://i0.wp.com/bonyuikuzi.org/wp-content/uploads/2020/01/7e24d358bcf3ccb81f384113b8314906_s.jpg?resize=760%2C428&ssl=1)
フロモックスも安心して内服することができる薬です。
セフェム系の抗生物質で、体の中で増えた細菌をやっつける効果がある薬です
いろいろな細菌に効果がある薬なので、風邪をひいたときなど多くの病気で使われている薬です。
副作用は比較的少ない安全性の高い抗生物質で、フロモックスも小児科でもよく使われている薬です。
くすりのしおり くすりの適正使用協議会 くすりのしおり フロモックス
フロモックスもセフゾンと同じで、授乳中のママが内服して母乳の中に移行したとしても、赤ちゃんには問題が出ることもなく安心して内服できる薬です(^^)
今回のまとめ
今回は、授乳中に処方されたセフゾン、トランサミン、フロモックスの内服薬について詳しく説明しました。
ママが内服した薬の成分は母乳中に移行しますが、その濃度は赤ちゃんに影響がないほど薄くなるので、ほとんどの薬は内服しても赤ちゃんに問題はありません。
セフゾン、トランサミン、フロモックスはママが内服しても心配する必要はありません。
しかし自己判断は危険なので、必ず医師に処方してもらった薬を飲むようにしましょう!
どうしても心配な時は、授乳直後に内服をすると母乳中に移行する薬の濃度を減らすことができますよ。