この記事では、母乳のまずいサインや母乳はニラで臭くなるのか、そして母乳がおいしくなる食事についても詳しくご紹介します。
- 赤ちゃんが母乳が不味いって思う時はあるの?
- 不味い母乳を飲んだ時の赤ちゃんのサインが知りたい!
- 母乳が美味しくなる食事はあるの?
- ニラみたいな臭いが強い物って母乳に移るの?
こんなお悩みをお持ちのお母さんに合った内容になっています☆
もし自分の母乳が「まずい」母乳だったら、赤ちゃんはどんな反応をするのでしょうか?
母乳がまずい時に赤ちゃんがサインを出すことを知っていますか?
「美味しい母乳」を作るにはどうしたらいいのでしょうか?
母乳の味とママの食事との関係について興味がある場合は、ぜひ読んで参考にしてみてくださいね^^
赤ちゃんの味覚って?味に敏感なの?
まだまだ小さくて未熟な赤ちゃんは、大人よりも全てがわかっていないと思っていませんか?
実は味覚はとっても敏感なんです(>_<)
<赤ちゃんの味覚>
実は、味覚は胎児の頃から機能していて、生後3か月くらいまでは大人よりも味を感じる味蕾(味覚を感じる器官)の数が多いのです。
母乳のまずいサインって?どんな感じ?
当たり前の話ですが、赤ちゃんはまだお話をすることは出来ないので言葉で「母乳が不味い」と伝えることはできません(>_<)
そこで母乳がまずいときに赤ちゃんが出すサインに、ママが気づけるようにしておきましょう!
「母乳にまずいとかおいしいとかあるの?」と疑問に思うかもしれませんが、母乳にも味の変化があり、味にとっても敏感な赤ちゃんは、普段より母乳がまずかったり母乳の質が悪かったりすると、ちゃんと気づいているのです。
これらが母乳がまずいときに赤ちゃんが出すサインです。
- 赤ちゃんが乳首を噛む
- おっぱいを吸うのをやめたりする
- 母乳をいやがったり、飲んでもすぐに戻してしまう
- 便秘や下痢、おならが増えるなど赤ちゃんの体調に影響が出ることもある
まずい母乳は消化しにくいので、赤ちゃんが便秘や下痢になったり、おならが増えたりすることがあります。
上の4つのサインを赤ちゃんが出していたら要注意ですので気をつけて観察して下さいね☆
覚えておいて!
まずいおっぱいの味ってどんなの?見た目は?
赤ちゃんだけが原因と考えるのではなく、ママも一度母乳を味見してみて、確認してみましょう。
まずいおっぱいは、味がしょっぱい、辛い、すっぱい、後味が悪くなりやすいです。
<良いおっぱいの味>
- おいしいおっぱい→ほんのり甘い
- 普通のおっぱい→甘い
このような味の変化に気づけるように、ママも普段から母乳の味を知っておくといいですよ!(^^)!
また、まずい母乳は見た目にもあらわれます。
○美味しい母乳→サラサラしていて、透明で青みがかっています。
○普通の母乳→少しとろみがあり、お米のとぎ汁のような白色をしています。
○まずい母乳→ドロドロとしていて、濃い白色をしています。
このように見た目でも母乳の質が分かります。
母乳の色を見る機会は少ないと思いますが、一度確認してみてください。
白いタオルに搾乳すると分かりやすいですよ。
白いタオルに母乳を搾ってみて、色が変わらなければ大丈夫です^^
赤ちゃんの反応と合わせて、ぜひ確認してみてください☆
最初はサラサラとした状態で、最後の方は脂肪分が多い少しとろみがある母乳になるわ!
母乳は食事のニラで臭くなるの?
食事のニラを食べて、母乳が臭くなるのかについてご紹介します。
ママがニラを食べると、母乳にニラの臭いが移ってしまう可能性があります。
実際にニラを食べた後に母乳を臭った経験がないので分かりませんが、赤ちゃんのうんちやおならからニラの臭いがしたという経験があります。
つまり母乳を通してニラの臭いが赤ちゃんに移ったということですよね(>_<)
そのためママがニラを食べた後には、母乳もニラ臭くなっている可能性があります。
またニンニクやパクチーなど、他にも臭いがきついものを食べた後も同様で、母乳に臭いが移ることが分かっています。
その臭いがきついと、敏感な赤ちゃんは母乳を嫌がることもあります。
私の友達の赤ちゃんはカレーを食べた次の日のおっぱいは泣いて嫌がったそうです(>_<)
個人差はあると思いますが、敏感な子は嫌がることがあるみたいですね。
基本的には量を食べ過ぎた場合なので、普通の量を料理に使用するには大丈夫ですよ!(^^)!
赤ちゃんは母乳の味や臭いから、味覚やにおいの感覚を学んでいます。
母乳の味や臭いの違いは成長にとても大切な変化で、離乳食を進めるためにもとても大切なことですよね。
食べ過ぎには注意が必要ですが、あまり気にしないようにしましょう!
ただ、ママが食べたものの臭いが母乳を通して赤ちゃんに多少移っているということね。
母乳が美味しい食事って?どんなもの?
美味しい母乳のための食事についてご紹介します。
- 和食
- バランスのとれた食事
- 野菜 根菜類
- 海藻類
それぞれご紹介していきます。
①和食(バランスのとれた食事)
美味しい母乳のための食事は、和食が基本です。
和食はもともと日本人が食べてきた食事なので、日本人に一番合っていると言われています。
白米や玄米は消化がよく、母乳が美味しくなります。
ご飯をメインに副食を適量に摂ることで、脂質やたんぱく質の過剰摂取を避けることができます。
②野菜
野菜は偏らずいろいろなものを取り入れましょう。
特に、根菜類は身体を温めてくれます。
また季節の野菜は栄養価も高いので、季節の野菜を取り入れるといいでしょう。
③海藻類
母乳はビタミンKが少なく、赤ちゃんに不足しやすいです。
ビタミンKが不足すると、赤ちゃんが出血しやすくなってしまいます。
(今は生まれた後に赤ちゃんにビタミンKのお薬を飲ませることが多いので、そこまで心配しなくても大丈夫です。)
海藻類には、ビタミンKが多く含まれています!(^^)!
以上のポイントをぜひ参考にしてみてください。
食事のコツは?簡単で美味しい食事のポイント☆
美味しい母乳にするには、一つの食品に偏らずに、バランスのとれた食事をとることが一番大切です。
育児中は大変なので、自分の食事まで手が回らずに手軽に済ませてしまうことも多いでしょうが、無理せずできる範囲で野菜や海藻、和食などを取り入れてみてください(^^♪
私が授乳しているときは、お味噌汁に野菜をたくさん入れて、豆腐やワカメも入れて食べていました。
冬場であれば、お鍋やポトフなども野菜がたっぷり摂れますよ!(^^)!
無理にもう一品作らなくても野菜がたくさんとれますし、おなかも一杯になります。
また、朝ごはんに納豆を付けるとか、海苔をつけるとか、甘いものが食べたいときにはフルーツにするなど、手軽な方法から取り入れて行ってみてください^^
食事でストレスを感じてもよくないわ!
母乳の味や質はママで決まる!
今回は、母乳のまずいサインや母乳はニラで臭くなるのか、そして母乳がおいしくなる食事についても詳しくご紹介しました。
母乳の味や質は、ママの食事によって日々変わっています。
お母さんの日々の食事が、赤ちゃんの母乳の味と質を決めていると思っていいでしょう。
赤ちゃんが母乳を嫌がった時には、味見や見た目で母乳の質を確かてみましょう!
また食べ物の臭いは、母乳にも移るため、それが原因で赤ちゃんが嫌がることもあります。
臭いが移るのが悪いということではなくメリットもあるのですが、食べ過ぎには注意して下さいね。
そして、美味しい母乳はバランスのとれた食事が大切です。
和食は日本人の身体に合っていますし、バランスもとれるので、ぜひ和食中心の食事を意識してみましょう。
野菜や海藻類、豆類なども意識してうまく取り入れてみましょう^^
ママの食事と母乳の味についてまとめました。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪