今回の記事は、桶谷式での断乳の方法についてや、桶谷式の断乳の値段と失敗はないのかなどについて詳しくご説明します。
もしあなたが桶谷式で断乳するときの流れや値段などの詳細について興味がある場合は、読んでみてくださいね^^
桶谷式では授乳中の指導やマッサージだけでなく、断乳についても指導しています。
やり方も全くわかりません。
実は断乳に関して悩んでいるママはとても多いです。
断乳をすることも授乳の中では一大イベントですが、断乳について普段聞く機会はあまりないですよね。
今回は桶谷式の断乳の流れや方法、断乳の時にもマッサージなどはするかなど、詳しくご紹介します。
また気になる料金についてもご紹介していきます。
断乳をするときに桶谷式を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
桶谷式での断乳は?どんな方法なの?
桶谷式での断乳の方法についてご紹介していきます。
断乳の日を決めるところから、断乳の1週間前・断乳の日・断乳後という、時期別でそれぞれの流れをご説明します。
断乳の時期
桶谷式では、赤ちゃんとママの信頼関係が構築できたからこそ、断乳ができるという考えをもっています。
ママと赤ちゃんの双方が満足する状態で断乳をすべきなので、○歳になったからなどの明確な時期は示していません。
桶谷式の断乳方法は、赤ちゃんから一方的におっぱいをとり上げるというものではありません。断乳はおっぱいを介して一つになっていたものが、時期が来て二つの個体になることです。赤ちゃんは立って歩いて一人前になったのであり、断乳後は人間と人間のコミュニケーションの特徴である「言葉」でお互いを理解しあうようになるのです。
断乳は、巣立ちの準備ができた子どもの背中を押してやるようなものです。熟した果実が枝から落ちるような、自然な営みです。ですから、断乳は「いくつになったから行う」というものではありません。母と子がほんとうに満足するまで授乳を行い、そしてお互いの意志で卒業することがたいせつです。
しかし、断乳ができる時期の目安はあります。
- 赤ちゃんが一人歩きできる
- 離乳食を3回食べている
- しこりや乳腺炎などのママのおっぱいにトラブルがない
- 断乳の覚悟ができている
桶谷式では、赤ちゃんが一人歩きできるようになると、子どもの心も身体も自立していると考えます。
また断乳すると今まで飲んでいた母乳がなくなるため、代わりの栄養が必要です。
そのため、離乳食をしっかり食べられるようになっていることも大切です。
赤ちゃんが自立できている上記の目安を参考にして、断乳の時期を決めていきましょう。
赤ちゃんが自立できたという条件のために、一人で歩けたり、食事が食べれたりといった条件があるのよ。
ただし、上記の目安でいくと、「1歳頃にはもう断乳の時期かな」と感じてしまうママも多いかもしれませんが、それは違います。
基本的には、断乳はママが断乳の時期を強制的に決めること、卒乳は赤ちゃんが自然に母乳から離れていくことです。
本来は、赤ちゃんが成長する中で、自然と飲む量が減ってきて、自然と母乳から離れていけることが理想です。
ですから、1歳すぎたからといって、焦って卒乳・断乳する必要はありません。
桶谷式の上記の条件は、最低条件です。
卒乳にはママと赤ちゃんのペースがあり、時期も人それぞれです。
保育園に入園させるような場合でも、夜間だけ授乳するという方法もありますから、必ずしも断乳が必要ということはありません。
ですから周りが断乳しているから‥ではなく、子どもと相談して、子どもの様子を見て、卒乳の時期をよく検討してみてくださいね。
断乳する日を決める
断乳できる時期になったら、断乳の日を決めます。
桶谷式ではある程度の条件があります。
- 体調を崩しやすい季節の変わり目や梅雨時、真夏、真冬などは避け、気候のよい季節を選びます
- 予防接種や家族の行事予定とかぶらないようにします
- お母さんやこどもの体調が悪い時には、無理をせず延長する
保育園の入園などを機に断乳を決意するお母さんも多いでしょう。
しかし、入園と同時に断乳を始めてしまうと、子どもにとっては環境の変化にくわえてさらに負担が増えてしまうことになりますから良くありません。
家族の行事やイベントなどがない時に、そして保育園入所の予定がある場合は前もって余裕のあるうちに断乳をします。
またママや子どもの体調が悪いのに、無理をして行うとどちらにとってもストレスになってしまいます。
そのため体調が悪い時には無理をせずに延長をしましょう。
断乳1週間前
断乳前からすでに準備は始まっています。
子どもには「もうすぐおっぱいバイバイしようね」と伝えます。
1日に何度も伝える必要はありません。
断乳前は、赤ちゃんがおっぱいを求めてきたら、そのたびに十分に与えます。
残り少なくなった授乳の時間を大切にしましょう。
また、前もって桶谷式の施術を受けたほうが安心して断乳の日を迎えられるという場合は、断乳前から桶谷式に通うこともできます。
近くの桶谷式に相談してみてください。
そして風邪などひかないように体調にも十分に注意してください。
風邪などはパパや家族も関わることなので、協力を依頼しておく方がいいですね^^
断乳の日
いよいよ断乳の日です。
断乳の日は朝起きたら、
「これでおっぱいバイバイだからたくさん飲んでね」と話をして、ママも赤ちゃんも満足いくまで最後の母乳を与えます。
その後乳首を黒く塗りつぶしたり、絵などを書いておっぱいを隠します。
赤ちゃんがおっぱいを欲しがって服をめくりますが、そうすると絵が出てきます。
もし泣いておっぱいを欲しがっても、「もうおっぱいバイバイしたよ」と言い聞かせ、飲ませないようにしましょう。
断乳した後は水分量が減るため、こまめにお茶などを飲ませましょう。
また、おやつを食べたり外で遊んだりさせてあげ気を紛らわせます。
なるべくエネルギーを発散できるように、しっかりと遊んであげましょう。
また、始めのうちは寝付くのに時間がかかることも多いですが、絵本を読んだり、おんぶしたりして根気強く対応してください。
数日たつとだんだんと寝付きがよくなってきますよ。
夜目が覚めた時などはお茶をあげましょう。
断乳後
断乳後についてご紹介します。
断乳するとおっぱいが張ってきます。
張ってきたら濡れたタオルなどで冷やすと良いです。
あまり搾乳しすぎるとおっぱいが張ってくるので、搾乳はしすぎないように注意します。
辛ければ圧抜きをするという程度に抑えておきましょう。
夜間の搾乳は母乳の分泌を促すので、夜間は搾乳しないでください。
断乳2日目なら1日3~4回ぐらい、それ以降は張ってつらい時に搾乳をするようにしましょう。
断乳中にはお風呂についての指導もあります。
詳しくは↓を確認してみてください^^
断乳直前・断乳中はママの食事にも注意が必要です。
高カロリーなものは控えて、水分や塩分も取りすぎないようにしましょう。
高カロリーなものは乳腺を詰まらせる原因になるためです。
中には魚や肉を控えるようにと指導を受けたママもいるようですよ。
そして断乳中には、桶谷式の施術を受けに行きます。
断乳3日目と断乳10日目に桶谷式の施術を受けます。
その後は状態に応じて桶谷式に通うようになります。
自宅でのおっぱいのケアは助産師に相談しながら進めていきましょう。
断乳時の子どもの反応は人それぞれです。
思ったようにいかず、辛く感じてしまうこともあるかもしれません。
桶谷式の力を借りて、プロのアドバイスを受けながら、無理をせずに進めていけたらいいですね^^
桶谷式の断乳 料金はどれくらいなの?
桶谷式の断乳の料金についてご紹介します。
桶谷式の断乳の料金は、桶谷式の母乳相談やマッサージに行くときと同じで、基本は初回5000円、2回目以降が3500円になります。
しかし、それ以上に値段がかかった人もいます。
それぞれの場所で値段が変わるため、確認が必要です。
近くの桶谷式母乳育児相談室の値段を確認してみてください^^
桶谷式の断乳 失敗はないの?
桶谷式の断乳での失敗についてご紹介します。
断乳は失敗することもあります。
しかし、これは桶谷式が原因ではありません。
断乳後は、赤ちゃんが熱を出したり、歩かなくなったり、吐いたり、下痢するなど体調不良が出てしまうことがあります。
その場合は、断乳を中断する必要があります。
また食べたり飲まない状態が続く場合も、中断することもあります。
これらの体調不良は、断乳によるストレスが原因の場合があるからです。
桶谷式に断乳で通った中には、自分での断乳は失敗したが、桶谷式で無事断乳できたという場合もあります。
まずは母乳に代わる愛情表現をたくさんしてあげたり、今まで以上にスキンシップをたくさん取るようにしてあげましょう。
それでもご飯や水分が取れなかったり、明らかな体調不良がある場合は、諦めてしっかり母乳を与えてあげます。
子どもの様子や反応を見ながら、時期を改めることになります。
今回のまとめ
いかがでしたか?
今回は、桶谷式での断乳のやり方について、桶谷式の断乳の値段と失敗はないのかなどについて詳しくご説明してきました。
桶谷式の断乳は断乳前から始まっていますから、余裕があるときに断乳のスケジュールを立て、前もって子どもへの声掛けやママの食事などの準備をしていきましょう。
そして断乳後は、母乳を埋めるためにたくさんスキンシップを取ってあげてくださいね。
断乳の料金は基本は初回5000円ですが、場所によって値段が違うので、近くの桶谷式母乳育児相談室へ確認してみてくださいね。
断乳の失敗は、桶谷式でなく赤ちゃんの反応によって起こりうるものです。
赤ちゃんが体調を崩せば、断乳を中止しないといけない場合もあるため、臨機応変に、焦らず進めていけるといいですね。
断乳は赤ちゃんとママにとって大きなイベントです。
ママ一人では大変な部分も多いでしょうから、桶谷式の力を借りたり、助産師に相談してみるといいでしょう。
また断乳の流れは様々で、桶谷式だけではありません。
信頼できる助産師さんに相談しながら、断乳する時期・流れを決めていきましょう。
断乳をする際の参考にしてみてください^^