この記事では、母乳の質を良くする方法や、質の良い母乳と質の悪い母乳の見分け方について、そして母乳の質が悪いときの対処法について解説していきます。
もしあなたが、母乳の質のチェック方法や母乳の質を良くする方法について興味がある場合は、ぜひ読んでみてくださいね^^
必死におっぱいを飲む我が子の姿って本当に愛しいですよね。
しかし母乳育児をしていると、不安は尽きないものです…。
「私の母乳はおいしいのかな」なんて不安になることもあります。
あなたは母乳に「質」があることを知っていますか?
母乳に「質」があるという話を聞くと、母乳の質がなぜ変わるのか、何が母乳の質に影響するのか、そして私の母乳の質は大丈夫なのか?と気になってしまいますよね。
また母乳の質を確認し、もし悪かった場合には改善したいと思われることでしょう。
それらの不安が少しでも解消されるように母乳の質に関する内容をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください^^
母乳の質を良くする方法は?この5つを守ろう!
母乳の質をよくする方法についてまとめていきます。
ここでは5つのポイントをご紹介します。
水分補給をしっかり!
赤ちゃんは1日あたり1リットル近く母乳を飲んでいます。
お母さんの身体に必要な水分量も考えると、お母さんは最低でも1日2リットルの水分を飲む必要があります。
これは飲む水だけではなく、食事中の水分も含めてです。
食事からも水分を取るようにすると飲む水の量を減らせるので、スープなどの汁物メニューを加えるなどするといいですよ。
飲む水分の量について、詳しくは↓を参考にしてみてください^^
授乳中の水分の量
ちなみに、ママの水分不足の目安はご自身の便秘です。
便が硬いようであれば水分不足です。
今までと比べて硬いなと思ったら、よりこまめに水分補給するようにしましょう。
血行を良くする!
母乳は血液でできていると言うことはご存知の方も多いと思います。
ということは、血行が悪くなると母乳の出も悪くなります。
だから、血行をよくすることはとても大切です。
お風呂にゆっくりつかったり、ストレッチをしたりしてみましょう。
また冷たいものではなく温かい飲み物を飲みましょう。
睡眠・休憩をしっかりとる!
忙しい育児の中でも休息をとることは大切です。
お母さんになると、愛しい我が子の為にとついつい無理をしてしまいます。
でも、無理を続けて疲労を溜めてしまうと、身体は疲労回復を促すことにエネルギーを使ってしまい‥
母乳を作る為のエネルギーがなくなり、母乳の量が減り質が低下してしまいます。
ですから、過度の疲労や睡眠不足は禁物なのです。
ゆっくり長時間寝るということは難しいでしょうが、赤ちゃんのお昼寝のときに一緒に寝たり、時には家事をお休みして赤ちゃんと一緒に早めに就寝するなどして、休息や睡眠をとるようにしましょう。
例え眠れていなくても目を閉じて横になるだけでも疲労は回復します。
自分の身体を休める時間を是非確保してみてくださいね。
バランスの良い食事を心がける!和食がオススメ!
母乳はママの身体で作られます。
母乳のもとである血液は、ママが食べた食べ物が大きく影響します。
したがって、ママの食事は母乳のためには重要です。
まずはバランスの良い食事をとることが、母乳にとっては大切です。
食事と母乳について詳しくは↓を参考にしてみてください^^
冷えを解消する!
これは「血行を良くする!」ことと関係が深いです。
身体が冷えると血流が悪くなり、その結果母乳の出や質が悪くなります。
またカフェインは身体を冷やすので、摂取しすぎには注意して下さいね。
母乳の質のチェックの仕方は?
では、「母乳の質」ってどうやって確認するのでしょうか?
ここでは、3つのチェックポイントをお伝えします!
それは、「母乳の色」「味」「粘度」の3つです。
では、さっそく確認してみましょう。
母乳の色
美味しいの母乳の色は、「薄く青みがかかった白色」をしています。
不鬱の母乳の色は、「黄色っぽい白」または「白色」です。
母乳の味
最良の母乳の味は、「フルーツのようなすっきりとした甘さ」です。
良い母乳の味は、「しつこくない自然な甘さ」です。
普通の母乳の味は、「砂糖のように口の中で残る甘さ」です。
母乳の粘度
最良の母乳の粘度は、「水のようにサラサラ」しています。
良い母乳の粘度は、「自然なトロミ」があります。
普通の母乳の粘度は、「片栗粉でといたようなトロミ」があります。
このように母乳の質によって、母乳の「色」「味」「粘度」が変わってきます。
ぜひ、ご自身の母乳の「色」「味」「粘度」をチェックしてみてください^^
覚えておきます。
母乳の質が悪い時の見分け方は?
今度は、母乳の質が低下した時の見分け方をお伝えしましょう。
チェックポイントは、先程と同じく「色」「味」「粘度」の3つです。
母乳の色
質の悪い母乳の色は、「黄色」です。
母乳の味
質の悪い母乳の味は、しょっぱい、酸味、苦みなどが含まれます。
母乳から甘みが少なくなります。
しょっぱい母乳…想像しただけで顔をゆがめてしまいますね。
母乳の粘度
悪い母乳の粘度は、まさに「ドロっ」としています。
なんだか、身体に良くなさそうだなって感じますよね。
質の悪い母乳も母乳の質を見分けると同じチェックをします。
ぜひ、一度チェックしてみてください。
また、この質が悪くなった母乳は、ドロドロして詰まりやすい状態です。
ですから乳腺炎に注意する必要があります。
一方で、乳房に溜まって古くなった母乳も、同じ黄色くてドロッとした母乳になります。
ですから、乳腺炎の前段階の症状とも言えます。
ちなみに、「質の悪い母乳だから飲ませないほうが良い」ということはありません!
むしろ乳腺炎にならないように、たくさん飲んでもらって治してもらいましょう!
でもそれ以降は、サラサラした白い母乳に変わっていくのよ!
途中から黄色っぽい母乳に戻ることがあれば注意するのよ。
今回のまとめ
今回は、母乳の質を良くする方法や、質の良い母乳と質の悪い母乳の見分け方について、そして母乳の質が悪いときの対処法について解説しました。
母乳の質の見分け方は「味」「色」「粘度」です。
これによって、質のいい母乳と質の悪い母乳を見分けることができます。
ぜひ、母乳の質をチェックしてみてください^^
ここでは母乳の「質」の見分け方をお伝えしましたが、注意点が1つあります。
それは「質の悪い母乳を赤ちゃんが飲むと大変!」というわけではないということです。
ポイントは「赤ちゃんが母乳を望むか否か」です。
質が悪い母乳でも赤ちゃんが飲んでくれるのなら与えて構いません。
質の悪い母乳が、赤ちゃんの病気を誘発したり、健康上の問題を引き起こすことはありません。
逆に、ドロッとした黄色っぽい母乳は、詰まりやすい状態にあるということも言えますから、飲ませず放置してしまうと乳腺炎を引き起こす原因になります。
だから、むしろたくさん飲んでもらって治していけば良いのです。
しかし、質の悪い母乳をそのまま放置してしまうと、赤ちゃんが母乳を飲まなくなってしまったり、乳房トラブルに繋がってしまう可能性があります。
ですから、ご紹介した改善方法をぜひ実践してみましょう。
ぜひ参考にしてみてください^^