この記事では、授乳中に禁止の食べ物やアルコールの影響、そして授乳中の香辛料の制限についても詳しくご紹介します。
- 授乳中ってアルコールはダメなの?
- 母乳の時にやめた方がいい食べ物は?
- 香辛料にも気をつけなきゃダメなの?
こんなお悩みをお持ちのお母さんに合った内容になっています☆
授乳中に禁止すべき食べ物やその理由、アルコールを含むお菓子や料理を食べても良い量について、また香辛料の母乳への影響について気になる場合には、ぜひ読んでみてくださいね^^
正しい知識を持って産後の食事を楽しむようにしましょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね^^
授乳中の食べ物で禁止のものってある?
授乳中に禁止のものがあります。
それは、アルコールです(>_<)
赤ちゃんの成長の妨げとなってしまいます。
ですから、卒乳までは赤ちゃんのために禁酒を続けましょう。
薬なども授乳中には飲んではいけないものもありますが、食べ物ではないのでここでは省略します。
詳しくは次の記事でご紹介していきます。
授乳中のアルコールの影響って?母乳に混じるの?
授乳中のアルコールの影響についてご紹介します。
先ほどお伝えしたとおり、授乳中はアルコールはダメです。
ママの食事は赤ちゃんの母乳に多少移行することが分かっていますが、同様にアルコールも母乳に移行してしまします。
もともとお酒が好きだった方には辛いかもしれませんが、授乳中の間は赤ちゃんのために引き続き禁酒をしましょう。
授乳中のアルコールの影響って?どうしてダメて言われるの?
なぜ赤ちゃんがアルコールを摂取してはいけないかについてもお伝えします。
赤ちゃんはまだ肝臓の機能が未熟なので、アルコールを分解することができません。
そしてアルコールが体に入ると活性酸素が大量に発生し、脳の神経細胞を破壊するのですが、アルコールを分解できない赤ちゃんは影響が大きく出てしまいますから、アルコールが赤ちゃんの発育や脳神経に影響を及ぼす可能性があります。
具体的には、以下のような影響を及ぼすことが考えられます。
<アルコールが赤ちゃんに及ぼす影響>
- 低身長や低体重などの発達の遅れ
- 脳に関わる学習障害や記憶障害
- 痙攣などの発作
- 寝つきが悪くなる・母乳を吐いてしまう
滅多にないでしょうが、アルコールの摂取量が多いと急性アルコール中毒を引き起こす危険性もあります。
アルコールを飲んだ場合は?飲みたい時ってどうしたらいいの?
もし、どうしてもアルコールを飲みたいときや飲んでしまった場合には、飲酒後には授乳をやめましょう。
搾乳をして捨てるようにしてください。
しかし、2~3時間空ければ問題がないというデータもあれば、6時間ほど空けるべきというデータもあり、安全な時間はありません。
もし時間を空ける場合は、長めに空けるようにしましょう。
アルコールを飲みたいときにはノンアルコールの飲料に変えて楽しんで!
- ノンアルコール飲料の中にもアルコールを含んでいるものがあります。
- アルコールが1%以下であれば、ノンアルコールと記載されます。
- ノンアルコールを選ぶ時にも注意が必要で、表示を確認して濃度のより低いものを選ぶようにしましょう。
母乳に移行するアルコールの割合と時間については↓に詳しく書いてありますので、合わせて確認してみてください。
アルコールが入った料理は?お菓子は?やめた方がいいの?
ここまではアルコールの摂取は絶対だめとご紹介してきましたが、では、アルコールを含んでいるお菓子や料理はどうなのでしょうか?
よく洋菓子などで洋酒を使っていたり、チョコレートの中に洋酒が含まれているお菓子を見かけますよね。
このようなアルコールを含むお菓子については、全くダメということはないです。
なぜなら、とても多くのお菓子や料理にはお酒を使用しています。
しかし、多くのお菓子や料理は火を通していますから、そのときにアルコールが飛んでいるので、ほとんどのものは食べても問題ありません。
食べちゃダメなお菓子って?見分け方は?
先程ほとんどはアルコールが飛んでいるので食べても大丈夫とお話しましたが、製造方法によっては完全にアルコールが飛んでいないこともあります。
アルコールのにおいがするものは避けたほうがいいでしょう。
次にチョコレートやゼリーなどに多い、洋酒が火を通さずに使われている場合です。
この場合にも、アルコールの含有量が少なければ多少食べても問題はありません。
ですが、同じようにお酒のにおいが強いものは避けるようにしましょう。
また、これに関しては基準があります。
<授乳中のアルコールをの摂取基準>
- アルコールが1%以下のものであれば数個食べる分には問題ないとされています。
アルコールの量が少なければお母さんの体内でアルコールが分解されるので、母乳への移行分はとてもわずかで、心配する必要はないからです。 - アルコールが2%以上のものはやめておきましょう。
またアルコールが少ししか入っていないものでも、食べ過ぎには注意してくださいね。
気になる場合は、もちろんアルコールを含むお菓子を食べない方が良いですが、あまり神経質になり過ぎる必要もありません。
産後疲れている身体・ストレスを感じているママの身体には、時には甘いものも必要ですよね。
あまりにすべて制限してしまうと、余計にストレスになってしまいます。
お酒臭の強いものや、アルコール含有量が多いと表記されているもの以外であれば、食べ過ぎない程度に楽しみましょう!
授乳中の香辛料って?何か制限がある?
授乳中の香辛料に関しても、色々な情報がありますよね。
「授乳中に香辛料を食べると母乳の味が変わる」
「授乳中に香辛料を食べると、香りが変わるから赤ちゃんが嫌がる」
「授乳中は香辛料を控えた方がいい」
といったことを聞いたことがありませんか?
ですが、香辛料は多少食べる分には問題ありません。
ただ、香辛料も母乳に移行します。
香辛料を食べると母乳の風味が少し変わったり、母乳の臭いが変わります。
実際ににんにくやしょうがなどをたくさん食べると、数時間後に母乳からそのにおいがするのです。
過敏な赤ちゃんであれば、母乳の風味や臭いを嫌がることもあるのですよ。
香辛料、刺激物の摂取は問題ありませんが、母乳の味に変化があるかもしれません。赤ちゃんが嫌がるようなら、止めた方がいいでしょう。
赤ちゃんが嫌がったら、香辛料は控えた方がいいでしょう。
しかし、香辛料が赤ちゃんに影響するということは、基本的にはありません。
香辛料は上手に使うと、塩分を減らすことができるためメリットも大きいです。
ですから、必要以上に避ける必要はないでしょう。
でも、赤ちゃんの様子を見て大丈夫なら、基本的には問題ないわよ。
母乳の時に避けた方が良い食べ物は工夫して乗り切ろう!
今回は、授乳中に禁止の食べ物やアルコールの影響、そして授乳中の香辛料の制限についても詳しくご紹介しました。
授乳中に禁止のアルコールは赤ちゃんの成長に影響を及ぼす可能性があるので絶対にやめましょう(>_<)
ですが、アルコールを含む食品やお菓子でも食べられるものが多くありますので、今回の記事を参考に、大丈夫なものを食べるようにして下さいね☆
授乳中に香辛料を食べる分には問題ありません(^^♪
ただ、多少は母乳に移行するので、風味が変わったり臭いが変わったりして赤ちゃんが母乳を嫌がる場合があるので、辛い物好きのママも適量でとどめるようにしましょう。
妊娠中からアルコールを我慢していたママにとっては、「産後も禁酒が続く」と思うとしんどく感じることもありますよね。
ノンアルコールを飲むなど、アルコールを飲まないでいい方法を考えましょう。
どうしてもアルコールをとるときには、数時間は授乳しないようにしましょう。
ぜひ参考にしてみてください^^