母乳マッサージ(産後) PR

母乳マッサージのやり方で乳管は?乳腺炎には?白斑の場合についても詳しく解説します

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この記事では、母乳マッサージのやり方と、母乳マッサージが乳腺炎の予防になるのかについて、そして母乳マッサージは白斑の時に効果があるのかについて詳しく解説します。

もしあなたが乳腺炎や白斑について、そしてその予防法について興味がある場合には、ぜひ読み進めてくださいね^^

 

乳房のトラブルには、乳腺炎や乳房うっ積・うっ滞・しこりなどがありますが、聞いたことがありますか?

乳腺炎は聞いたことがあるという人が多いと思いますが、具体的にどのような状態なのか、詳しくは分からないという方がほとんどだと思います。

白斑というトラブルも聞いたことがあるかもしれませんが、白斑とはどういうものなのでしょうか?

これらのおっぱいのトラブルには、母乳マッサージが効くのでしょうか?

 

母乳マッサージや乳房トラブル時の予防・起こったときの対応について、詳細に解説していきますので、ぜひ読んでみてください!

 

 

母乳マッサージのやり方 乳管は?

母乳マッサージのやり方 乳管は?

母乳マッサージの中に、乳管開通マッサージがあります。

このマッサージは、乳管の開通を促し母乳の通り道を作るために大切なものです。

産前にマッサージをしていない場合・できなかった場合でも、産後でも間に合いますから、乳管開通マッサージをぜひ始めてみてくださいね。

 

詳しいやり方は、↓を確認してみてください^^

 

 

母乳マッサージ 乳腺炎にきくの?

母乳マッサージ 乳腺炎にきくの?

母乳マッサージが乳腺炎になったときに有効なのかについてご紹介していきます。

 

まず乳腺炎には種類があります。

乳腺炎の種類

急性うっ滞乳腺炎:乳汁がたまることが原因で乳腺や乳管が炎症を起こします。乳房が赤くなったり、痛みや微熱が出ます。

化膿性乳腺炎:うっ滞している乳腺や乳管に細菌が感染して化膿したものです。固いしこりになり、ずきずきとした痛みで、39度を超える高熱が出ます。

 

うっ滞性乳腺炎の場合はマッサージなどで治すことも可能なのですが、化膿性乳腺炎になってしまうと、治療が必要となります。

 

しかし急性うっ滞乳腺炎の場合にも、自分での対処は難しい場合も多いです。

ですから化膿性乳腺炎になってしまう前に、早めに助産院で乳房のマッサージを受けることをお勧めします。

 

この場合のマッサージは、乳房の状態に合わせて行いますので、自己判断でのむやみなマッサージは危険です。

炎症を余計にひどくしてしまう可能性もあります。

もし自分でマッサージをする場合でも、助産師に方法を確認してから行うようにしましょう。

 

ねね先生
ねね先生
一人で悩まずに、助産師にどうしたらいいか相談してみましょう!

 

しかし乳腺炎になったとしても、赤ちゃんに吸ってもらうことは続けていただきたいです。

ですから、乳管開通マッサージは続けてもらって大丈夫です。

乳頭部分の刺激だけでは、炎症をひどくすることはないからです。

乳頭マッサージで赤ちゃんに吸いやすい乳首を作って授乳を続けましょう!

 

 

母乳マッサージは乳腺炎予防にもなるの?

母乳マッサージは乳腺炎予防にもなるの?

乳管開通マッサージは、乳腺炎の予防に有効です。

 

なぜなら産後に母乳が作られ始めたときに、乳管が開いていないと母乳の出口がありません。

この状態で母乳が作られても外に出すことが出来ないと、乳汁がうっ滞してしまい、これが乳腺炎に繋がってしまいます。

 

基本的には赤ちゃんがおっぱいを吸うことで徐々に乳管が開通していくのですが、赤ちゃんが上手く吸えない場合には、余計に開通が遅れてしまいます。

  • 赤ちゃんが小さい場合
  • 乳頭が硬い・短いなどで吸いにくい場合
  • 赤ちゃんがNICUなどにいて、直接授乳ができない場合

などは特に開通しずらいですよね。

 

そんなときに乳管開通マッサージで乳管の開通を手助けしてあげることで、乳腺炎の予防に繋がるのです。

 

ねね先生
ねね先生
乳管開通マッサージは、積極的に行いましょう!

授乳前には必ずするのよ!

 

また、基底部のマッサージも有効です。

基底部マッサージを行うと、乳房の循環がよくなり、血液が母乳に変換される流れもスムーズになります。

これが乳腺炎の予防に繋がります。

 

 

乳腺炎までいってしまうとママにも苦痛が大きいですし、今後の母乳育児にも悪影響となってしまうこともありますから、予防が大切になります!

予防のために、ぜひ積極的に乳頭マッサージ・基底部マッサージを取り入れてみましょう。

 

 

母乳マッサージ 白斑のときは?痛くない方法はある?

母乳マッサージ 白斑のときは?痛くない方法はある?

白斑になった場合の対処についてご紹介します。

白斑とは?

乳管開口部(母乳の出口)に水ぶくれや白い膜のようなものができた状態を言います。

乳管開口部に炎症や細菌感染が起こることがきっかけでできてしまいます。

乳頭の水ぶくれが破綻したり、乳栓(母乳成分の塊)が排出されたときに乳管開口部が傷ついてしまうことが原因です。

 

白斑は乳管開口部が詰まっている状態なので、白斑になると乳腺炎に繋がってしまう可能性があります。

 

白斑が気になりますが、触ったり、自分でつぶしたりは、絶対にしないでください。

 

ちなみに乳管開通マッサージは続けて構いません。

母乳の排出を促すために乳頭マッサージを行い、赤ちゃんにたくさん吸ってもらいましょう。

 

しかし白斑は繰り返してしまう方も多いです。

自己での対応が難しいようであれば、早めに助産院や産院に相談してみましょう。

 

ねね先生
ねね先生
痛みが強いようだったり、しこりや乳房の痛みが伴うようであれば、助産師にケアを受けるのよ!

 

 

今回のまとめ

 

今回は、母乳マッサージのやり方、母乳マッサージが乳腺炎にきくのか、母乳マッサージが乳腺炎の予防になるのか、母乳マッサージは白斑の時について詳しく解説しました。

 

乳管開通マッサージや基底部マッサージは、乳腺炎の予防に有効です。

しかし乳腺炎などのトラブルになった時には、自己判断でむやみに乳房のマッサージはせずに、産院や助産院に相談しましょう。

 

この記事を参考にしてもらい正しい対処をしていただければ幸いです。

ABOUT ME
かおりさん
助産師・保健師・看護師の免許を持っています。 総合病院の産婦人科病棟で5年勤務し、現在は産科クリニックで勤務しています。保健センターで勤務した経験もあるので、幅広い視野で妊娠中~育児中のお母さんをサポートしたいと思っています。