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母乳の一回量は?平均は?少ないときはどうすればいいの?【1回分の哺乳量の目安を表にまとめました☆】

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母乳育児をしていると、赤ちゃんがしっかりと飲めているのか不安になりませんか?

私は最初の母乳育児のとき、とても不安がありました(;^ω^)

 

岬(みさき)
岬(みさき)
確かに!母乳は目で見てわかるものではないので、これは不安ですね^^;

 

実際に、どれぐらい飲めているのか目で見て計ることもできないので、母乳をあげ始めたときは、母乳がよっぽどビュービューとたくさん出ているママでなければ、だれでも不安になるでしょう^^;

 

「そもそも、母乳の一回量ってどれぐらいなの?」

のように、よくわからないということもあるでしょう。

 

初めての育児ですから、どうしてもわからないことだらけで、赤ちゃんの成長に欠かせない母乳があげられているのかは、乳児の体重などにも関わってくるので大問題です!

 

今回の記事では、母乳の一回量の目安と実際の平均がどれくらいなのか、そして、母乳の量が少ない時にどうすればいいのか?についても、詳しくまとめてあります。

 

母乳の場合、赤ちゃんの哺乳量はどうして不安定なので、それでママが不安になるとさらに母乳が出にくくなる。。。

なんて悪循環を無くすためにも、しっかりと1回分の母乳の量や母乳の量が少ないときのことを覚えておくといいですね(*’ω’*)

ねね先生
ねね先生
母乳育児では「一回量」はしっかりと覚えておく必要があるわ!
岬(みさき)
岬(みさき)
赤ちゃんの体重にも関わってくるんですね!

 

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あなたが産後、母乳を上げるときに、赤ちゃんがしっかりと飲んでいるのか?の目安はどこで確認していますか?

母乳はミルクと違い、「どれだけ飲んだか?」がわかりにくいので、初めて母乳をあげる場合、とても不安ですし、混乱します^^;

 

赤ちゃんが飲む母乳の哺乳量は、目安として決まっている数値があります。

その内容について、わかりやすく表にまとめましたので、

「1回に飲ませるべき目安の哺乳量」が知りたい場合は、↓を確認くださいね(*’ω’*)

 

ねね先生
ねね先生
赤ちゃんが飲むべき「1回分」の母乳の量の目安を表にしてみたわ!

 

母乳1回あたりの哺乳量の目安一覧表

生後の日数 1回当たりの哺乳量(母乳を飲ませる目安量)
新生児

(7日目まで)

【産まれた日齢×10cc】 ~ 【産まれた日齢+10cc】+10cc
新生児

(8日目~1ヶ月目まで)

 

80~120cc

生後1ヶ月目 140~160cc
生後2ヶ月目 160~200cc
生後3ヶ月目 200cc
生後4ヶ月目以降~ 200~220cc

 

↑の表の哺乳量の目安として、産後7日目まで(生後一週間目)は、

「産まれてからの日数」×10cc ~ 「産まれてからの日数」×10cc+10cc

となります。

 

赤ちゃんが1回に飲む母乳の量は、赤ちゃんの胃の容量とだいたい同じくらいです。生後1週間までの赤ちゃんの1回の母乳量を簡単に計算すると、(日齢×10)ml~(日齢×10+10)mlです。

つまり、生まれた当日~生後1日目の赤ちゃんは10ml~20ml、2日目の赤ちゃんは20ml~30ml、生後1週間で70ml~80ml程度です。その後、1ヶ月までは、80ml~120mlくらいを飲みます。

引用:【助産師監修】新生児に必要な一日の母乳量について

 

↑の助産師監修のサイトでも書いてあるように、

例えば・・・

生後1日目の場合⇒1日目×10cc ~ 1日目×10cc+10cc となり、

10cc~20ccが、母乳の一回量の目安となります^^

 

岬(みさき)
岬(みさき)
生後7日目までの哺乳量は、産まれてからの日数にかけて計算するんですね~

 

ちなみに、生後7日目、ちょうど生後一週間で70cc~(+10cc)80cccとなります。

それ以降の生後8日目~生後1ヶ月目までは80~120ccで、40ccほど目安に間隔があります。

 

以上となりますが、今回のこの表をしっかり覚えておくと、いざ母乳を開始したときに「母乳の一回量がわからない~!」となることはないので、とても便利です♪

 

母乳量の幅について

ちなみに・・

今回の~10ccという幅についてですが、

「産まれてからの日数×10cc」と教えている産院と、「産まれてからの日数×10cc+10cc」で教えている産院があるようです。

 

これは私の体験談なのですが、私が子供を産んだときは2017年頃でしたが、その時、産院から渡された資料には、「産まれてからの日数×10cc」と書いてありました。

ただ、それとは別で、私の知り合いのママは、2015年頃出産していますが、「産まれてからの日数×10cc+10cc」で教えてもらったようです。

 

このように、~10ccについては、あくまで「1回分の哺乳量の目安」なので、産婦人科でも差があるのかもしれません^^;

 

ちなみに、今回表を作るために調べました、医師監修のサイトでは、「産まれてからの日数×10cc」~「産まれてからの日数×10cc+10cc」となっていたため、中間をとり、こちらを採用しました。

もしどうしても詳しく知りたい場合は、あなたが子供を産んだ産院で聞くのが、一番確実ですので、気になる場合は聞いてみてくださいね☆

 

 

 

母乳の一回量の平均はどれくらい?

母乳の一回量の平均はどれくらい?

 

母乳の月齢ごとの一回量はわかったけど、実際に、赤ちゃんが飲んでいる母乳の一回量は平均どれくらいなのか・・・も気になりますよね?

 

普通に授乳していると、その時々によって、

「赤ちゃんが飲んでいる母乳の量には、違いがあるのかな?」

と、感じることがあるでしょう。

 

そんな母乳の一回量の平均ですが、100ccです。

この哺乳量を月齢ごとのまとめの量に合わせてみると、生後1ヶ月目ぐらいの哺乳量となります。

 

これを見ると、目安の哺乳量よりも、実際に母乳を飲ませている平均値の方が少ないことが分かります。

 

私自身も母乳育児をしていて、↑のような体感をしました。

子供が2ヶ月頃のことですが、2ヶ月だと160ccほど飲むと、↑の「哺乳量の目安の表」にも書いてありますが、赤ちゃんがそんなに母乳を飲めているようには見えませんでした(;^ω^)

 

そこで、母乳が出にくいときに、ミルクを飲ませて量を測ったことがあります。

その時、授乳時間は3時間空いていたのに、100ccも飲んでいませんでした^^;

 

もともと、うちの子供は低出生体重児だったので、体重のことが気になっていたため、とても不安に思いました。

 

ただ、母乳の一回量をしっかりと飲んでいなくても、体重は順調に大きくなりました。

あくまで、うちの子供の場合です(*’ω’*)

 

母乳だけで育っている赤ちゃんの飲む母乳量を体重換算測定した研究では、1回に200g以上も飲んでしまうことがあるかと思えば、5gしか飲まないときもあったそうです。赤ちゃんの飲む量にはムラがあります。特に産まれてまもないころは、毎回じょうずに飲めるとは限りませんので、このようなムラは当然出てきます。

引用:桶谷式 母乳ですくすく育てる本からの抜粋

 

また、実際に、↑のように「赤ちゃんの飲む母乳量を体重換算測定」した研究もされていて、その結果によると、赤ちゃんが飲む母乳の一回量はバラバラで、大きく幅があることがわかっています。

 

やはり、授乳中にママが感じる、赤ちゃんの哺乳量の差は大きくあるのが現状です。

なので、赤ちゃんが飲んでいる一回量が少なくても、体重が順調に増えていれば、あまり気にしないようにしましょう^^

 

気にすることで、ママの気分が不安定になり、それで母乳が出にくくなったら・・・それこそ元も子もないですから(>_<)

 

 

 

 

 

 

母乳の一回量が少ないときはどうする?

母乳の一回量が少ないときはどうする?

 

これまでで、母乳の一回量の平均は、目安よりも少なく、また、哺乳量にはばらつきがあることがわかりました。

では、その、母乳の一回量が少ないときはどうすればいいのかについて、説明していきます^^

 

まず、母乳の一回量が少ないときの対処法としては、

「母乳が足りていなければ、ミルクを追加で飲ませる」

ということが一般的です。

 

私も子供を産んだとき、産婦人科で、産まれた日のママを集めて母乳育児の説明を聞きましたが、そのように言われました。

でも、それってちょっと安易な考え方だと感じませんか?

 

もしあなたが、母乳育児を続けてきて、これからも続けていきたいと考えているのに、「母乳が足りていなければ、ミルクを追加で飲ませる」だけなんて、ちょっと寂しいですよね^^;

もちろん赤ちゃんの状況がひどい場合は、ミルクをあげることは必要です!

 

ただ、「一回で飲む、母乳の量が少ない」からといって、最初からすぐに「ミルクを飲ませる」というのは、ちょっともったいないです!

だって、そのミルクを1回、2回と飲ませたがために、母乳を飲ませたくても、だんだん飲まなくなる、なんてことが、結構あるからです。

 

赤ちゃんは、母乳を飲んでいるときの1回1回、すべて「吸い方」が違います。

私の子供も、今回はたくさん飲んだな~と思っていたら、次はちゅーちゅーして飲む気がない…なんてことが頻繁にありました^^;

 

なので、母乳が少ないときは、すぐにミルクをあげる…のではなく、↓の内容を確認してみましょう^^

 

岬(みさき)
岬(みさき)
母乳の一回量が少ないときにはチェックしたほうがいい項目ですね!
ねね先生
ねね先生
そうね☆
母乳の一回量が少ないからといって、それだダメってことじゃないのを知っておいてほしいわ!

 

母乳の一回量が少ないときに確認する項目

  1. 今回の授乳から次の授乳までの、授乳間隔が短いのかどうか?
  2. 一回分の母乳を飲み終わったとき、赤ちゃんはどんな感じか?
  3. 一回量が少なくても、1日の哺乳量はどうなのか?
  4. 一回量が少なくても、体重はしっかり増加しているか?
  5. 一回量がすくなくても、おしっこはしっかりでているか?
  6. 母乳を飲んでいるとき、かなり長い時間吸っている場合がある?

 

詳しく内容を知りたい場合はこちらの記事も読んでみてください^^

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チェック項目の調べ方

この6個を1つ1つ確認していきましょう♪

そして半分以上がダメとか、1つだけでも、赤ちゃんの体重が増えていない…

などの場合は、ミルクをあげるようにしてください。

 

さらに、もし体重が減ってきているなど緊急の場合は、すぐに産婦人科を受診して、診察を受けてくださいね!

 

 

今回のまとめ

 

今回は、母乳の一回量について、月齢での一回量の一覧表や、一回量の平均、さらに、一回量が少ないときにはどうすればいいのか?について、詳しくお話ししてきました。

 

母乳の一回量は月齢ごとで異なり、月齢が進むごとに量は増えて行きます。

しかし、実際の哺乳量は目安よりも少なく、また、授乳毎にかなりバラつきがあります

 

ですので、あまり不安にならず、赤ちゃんとママのペースで進めていくことが大切です♪

 

母乳育児は、うまく母乳が出ないときは不安になることも多いです^^;

でも!少しずつ、お母さんも赤ちゃんと一緒に成長していきますから、あせらずに毎日の授乳を楽しむ^^くらいの気持ちでいましょう。

 

育児には、ストレスは大敵です。

ストレスが強いと、母乳もでにくくなります^^;

 

授乳時間は、赤ちゃんとの幸せな時間と思い、実際、母乳を乳児にあげられる期間は少ないので、悩み過ぎずに母乳育児を楽しんでいけたらいいですね(*’ω’*)

ABOUT ME
かおりさん
助産師・保健師・看護師の免許を持っています。 総合病院の産婦人科病棟で5年勤務し、現在は産科クリニックで勤務しています。保健センターで勤務した経験もあるので、幅広い視野で妊娠中~育児中のお母さんをサポートしたいと思っています。