この記事では、授乳中の牛乳の影響、そして授乳中のジュースについても詳しくご紹介していきます。
- 授乳中ってどんな飲み物を飲んだら大丈夫なの?
- 牛乳や豆乳、ジュースは飲んでもいいの?
- どれくらい飲んでもいいの?
- 牛乳を飲むとアレルギーになるってホント?
こんなお悩みをお持ちのお母さんに合った内容になっています☆
授乳中の飲み物について、「アレルギーが出やすい物を食べると赤ちゃんがアレルギーになる」とか、「牛乳は良くない」などの話を聞かれたこともあるかもしれません。
色々な情報で溢れている近年ですが、中には間違った情報もたくさんあります(>_<)
牛乳・豆乳・ジュースなどの飲み物について、それぞれ解説していきます。
授乳中の飲み物の影響と、飲み物の制限についての内容となっていますので、楽しみながら正しい知識を身につけてくださいね!
牛乳の栄養分って?どんな物が含まれてるの?
牛乳と言えばご存じの様にカルシウムが豊富に含まれていますが、他にも様々な栄養が含まれています。
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- μgは、百万分の一グラムを表す。
上記の様にカルシウムだけでなく、ビタミンA、K、C、B12などのビタミン軍や、脂質、タンパク質、炭水化物まで含まれているのがわかります。
カルシウム
骨や歯の構成している成分で、筋肉を収縮させ心臓の鼓動を保ったり、精神を安定させる働きもあります。
タンパク質
血液や筋肉のもととなります。
赤ちゃんの身体の成長を促してくれる大事な成分です。
炭水化物
身体を動かし脳のエネルギーになります。
赤ちゃんの成長にはかかせない物です。
脂質
三大栄養素の1つで体の細胞膜の成分やホルモンの材料にもなる。
エネルギー源だけでなく、ビタミンの吸収も促します。
上手く取り入れられると赤ちゃんやママに必要な栄養が手軽に取れるわよね。
授乳中の牛乳っていいの?ダメなの?制限は?
授乳中に牛乳を飲むことについてご紹介します。
「授乳中に牛乳を飲むと赤ちゃんがアレルギーになる」とか「授乳中に牛乳を飲みすぎると乳腺炎になる」とか聞いたことがありませんか?
牛乳は適量であれば、飲んでも大丈夫です(^^♪
「牛乳を飲みすぎると赤ちゃんが牛乳アレルギーになる」という話もありますが、これには根拠はありません。
ですから、心配して過剰に避けることはやめましょう。
ただ、飲みすぎにも注意が必要で、理由は2つあげられます。
<牛乳を過剰摂取しない方が良いワケ>
- 乳腺炎になる可能性がある
- 赤ちゃんのアレルギーとの関係
では、どうしてその理由があげられるのかをもう少し詳しくお話していきますので次をご覧くださいね(^^♪
授乳中に牛乳を飲みすぎた場合は?どうなる?
牛乳の過剰摂取はどうしていけないのでしょうか?
その理由を詳しくご紹介していきますので参考にしてみて下さいね☆
①乳腺炎になる可能性がある
実際には、現在牛乳と乳腺炎の関係は分かっていません。
牛乳と乳腺炎を結びつける研究のデータは現在ありません。
乳製品と母乳の質や量との関係については、まだ明らかになっていません。
しかし、牛乳は脂肪分が多く入っているので、飲みすぎると母乳の質が変わり、詰まりやすくなってしまう可能性があります(>_<)
ただ、牛乳以外の乳製品で牛乳よりもさらに脂肪分が多い物もたくさんあるので、それよりは牛乳を飲んだ方が良いですね。
牛乳の代替品については後でお話していきます(^^♪
こってりした物や脂肪分を含んだものを食べると、血液がドロドロになってしまうわよね。
だから詰まりやすくなる可能性があるって考えてみて!
↓母乳が詰まりやすい食事や授乳中にダメな食事についてはこちらでご紹介しています☆
気になる方はご覧くださいね♪


②赤ちゃんのアレルギーとの関係
理由の2つ目は、赤ちゃんのアレルギーとの関係性です。
先ほど「関係があるというデータはない」とお伝えしましたが、実は「牛乳の飲み過ぎで、アレルギーが出やすくなる可能性はある」と指摘している医師もいます。
また、もともと牛乳に対してアレルギー体質の赤ちゃんの場合、牛乳を飲みすぎると、母乳に成分が移行して、アレルギー反応が出てしまう場合があります。
↓アレルギーについて、詳しくこちらに書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。

注意するべき乳製品は?
牛乳も飲み過ぎに注意が必要ですが、牛乳よりも注意が必要な乳製品をあげたので参考にして下さいね☆
- 加糖ヨーグルト
- チーズ
- バター
- 生クリーム
- アイスクリーム
- プリン
これらを食べるよりは、牛乳の方が脂肪分が少なくなっています。
食べる際には量に注意しましょう!
牛乳は飲みすぎ注意?1日の摂取量は?
先程牛乳は飲み過ぎには注意が必要ですとご紹介しましたが、授乳中はむしろ、今までよりも牛乳や乳製品を増やして摂ることが必要です。
ではどれくらい摂取するべきなのでしょうか?
1日の摂取量の目安をまとめてみましたので参考にしてみて下さいね☆
<牛乳の1日の摂取量の目安>
- 妊娠していない女性・妊娠中の女性 →200ml/日
- 授乳中の女性 →400ml/日
見ての通り授乳中はおおよそ倍の量を飲むことが理想なのです(>_<)!
授乳中はカルシウムが不足しやすく、一生のうち最もカルシウムが不足する時期だとも言われています。
そのため、授乳中にカルシウムを多く含む牛乳をとることは良いことなのです。
ヨーグルトなどを習慣的に食べてる場合は、1日1杯でも良いわ。
1日400mlとしている専門家もいれば、乳製品を1単位(牛乳コップ半分ほど)増やすとしている場合もあり、少し意見が分かれています。
それならできそうです!
食事バランスガイドにも載っているので、参考にしてみてください。
牛乳の代替え品?脂肪分を抑えたい場合は?
牛乳は脂肪分が多く含まれるとお話しましたが、牛乳が好きで良く飲む方や、代わりになるものをご紹介します☆
- 低脂肪乳
- 無脂肪牛乳
- スキムミルク
- 豆乳
乳脂肪分が0.5%以上1.5%以下の物が低脂肪乳、0.5%未満を無脂肪乳と呼ばれています。
スキムミルクは牛乳の脂肪分を1.5%未満までカットし、水分を取り除いたものです(^^♪
↓豆乳についてはこちらの記事で詳しく紹介しています☆
良かったらご覧くださいね(^^♪

授乳中のジュースは?注意することは?
授乳中のジュースについてご紹介します。
授乳中にジュースで水分摂取するのはあまり良くありません(>_<)
できれば、ジュースは控えましょう。
しかし、野菜ジュースも果物ジュースも炭酸飲料も、すべてのジュースを完全に制限することは難しいですし、絶対だめというわけではありません。
ジュースを飲む場合は、1日1杯程度にとどめましょう。
ジュースにはたくさんの砂糖や添加物が含まれています。
一見身体によさそうな野菜ジュースでも糖分がたくさん入っています。
果糖も糖分なので、ジュースとして一気に飲んでしまうと血糖値も一気に上がってしまい、健康にもよくありません。
炭酸飲料なども大量の砂糖が溶かされているので、ジュース類は全て同じと考えましょう。
また、砂糖の取り過ぎは乳腺炎になる可能性があるので、詰まりやすかったりおっぱいが張りやすい場合などには、特に注意したほうが良いでしょう。
さらに、コーラにはカフェインが含まれています。
コーヒーと比べるとカフェインの量は少ないですが、コーヒーやほうじ茶、ココア、緑茶などと一緒に飲んだり、チョコレートなどのカフェインを含んでいるお菓子などを一緒に食べると、カフェインを取り過ぎることになります。
このようにカフェインが含まれている清涼飲料水にも、注意するようにしましょう。
ただ、ジュースを全くのまないのが苦痛な場合には1日1杯程度にしておく方がいいわ。
飲むときにはカフェインにも注意してね^^

ストレスにならないように取り入れよう☆

今回は、授乳中の牛乳の影響、そして授乳中のジュースについても詳しくご紹介してました。
牛乳は適量であれば飲んで大丈夫です。
しかし、身体に良い食品でも摂りすぎは良くありませんので、適量を守り、バランスよく飲むようにしましょう^^
また、ジュースにはたくさんの糖分や添加物が含まれていますので、授乳中はなるべく控えるように心がけましょう。
ストレスを感じないように「なるべく」と言う所が大事ですね(^^♪
実際の所、私は全く気にせずに乳製品等を飲んでいましたが、1度も詰まったりはしませんでした(>_<)
ただ、体質的に詰まりやすい人もいらっしゃいますし、母乳の栄養も考えると、甘い物はなるべく控えた方がいいと思います☆
しかし、忙しい育児の中で、好きな飲み物の一杯は心安らぐひと時だったりします。
やり過ぎない程度に一息つきながら、ご自身のペースで母乳育児をしていきましょう!
授乳中の飲み物についてぜひ参考にしてみてくださいね。