この記事では、母乳育児で痩せるみんなの平均についてと、母乳育児で痩せない原因と病気の可能性についてご紹介します。
- 母乳なのに痩せないけど何で?
- 母乳育児で痩せない原因は何なの?
- 母乳で普通はどのくらい痩せるの?
こんなお悩みをお持ちのママにぴったりの内容になっています(^^♪
母乳育児でやせないことについて、また病気などの原因についても載せていますので、気になる場合は読んでみて、ぜひ参考にしてくださいね^^
母乳育児で痩せない?みんなの平均は?
母乳育児で痩せないと自分だけどうして痩せないのかと不安になりますよね。
本当に母乳育児をしているママは痩せるのでしょうか?
母乳育児をしていれば必ずしも痩せるというわけではないので、母乳育児でも痩せない場合もあります。
10カ月検診で母の体重を調査した研究結果によると、非妊娠時の体重へ戻ったのは1.6%、戻らなかったのは38.4%でした。※
※産後10カ月女性の体重復帰と母乳率、食習慣および美容意識の関連(2015年)より
つまり、40%近くの人は産後10カ月の時点で、妊娠前の体重に戻っていないのです。
産後 母乳で痩せない原因は?どんなこと?
母乳育児をすると痩せると聞いていたのに、痩せないとつらいですよね。
そこで、痩せない原因についてご紹介します。
原因を探るため以下のことを参考にしてみてください。
- 食べすぎている
- 母乳不足
- 骨盤の歪み
- 病気の可能性
1つずつ解説していくので、続けてご覧ください!(^^)!
①食べ過ぎている?カロリーオーバー
母乳で消費されるカロリー以上に食べていると当然痩せません。
摂取カロリーが多ければ、体重が増えて行くことも考えられます。
授乳中のカロリーについては↓を確認してみてください。
授乳中はすごくおなかが空きますよね。
でも、食べたいだけ食べていると痩せるのは難しいです。
私も出産直後、産院で母乳を出すためのたくさんの量のご飯を苦しい程食べていました。
出産で体重が減っているはずなのに、退院前は増えていました(>_<)
その後退院して、家事をしたり、食事量が落ち着き、母乳もしっかり飲んでくれるようになると体重は減っていきました。
②母乳は足りている?母乳不足が原因?
食生活も乱れていないのに痩せない場合には、母乳が不足している可能性があります。
母乳不足で痩せないの?と思うかもしれませんが、そもそも、母乳育児で痩せるのは、母乳を作るのにたくさんのカロリーを使うからです。
そのため、母乳が少ない分、母乳を作るための消費カロリーも少なくなってしまっていて、摂取カロリーの方が多くなり、痩せにくくなります。
赤ちゃんが母乳不足になっていないか↓を参考にチェックしてみてください。
③骨盤の歪みが原因?歪んでると痩せない?
出産で骨盤の周りの筋肉はゆるんで、骨盤は大きく広がっています。
産後6カ月ほどかけて、徐々に骨盤はもとの状態に戻っていきます。
しかし、日常生活などで骨盤が歪んでしまうと、正しい位置に戻らないことがあります。
骨盤が歪んでいると下半身に脂肪が付きやすくなります。
産後しばらくして、食生活も乱れておらず、母乳もしっかりでているのに、痩せない場合には骨盤が歪んでいるかもしれません。
産後半年までに骨盤矯正をすると骨盤は元の位置に戻りやすいです。
産後しばらくしてやせない場合には、骨盤体操や骨盤矯正などを試してみてもいいでしょう。
④産後 母乳で痩せない?病気の心配は?
先ほどご紹介した原因に心当たりがない場合や体重がどんどん増えて行くような場合には注意が必要です。
産後の体重増加の原因として病気の可能性もあります。
考えられる病気は、橋本病です。
橋本病について詳しくまとめていきます。
橋本病とは?どんな病気なの?
橋本病は、慢性甲状腺炎とも呼ばれます。
甲状腺炎とは、甲状腺に炎症が起きていることを示します。
この甲状腺は、喉のあたりにあり、様々なホルモンを分泌する働きをしている臓器です。
そのため、炎症が起きることによって、ホルモンの分泌に異常が起きてしまい、身体の機能が低下します。
橋本病の症状は?どうなるの?
橋本病の症状には以下のようなものがあります。
- 体重増加
- 食べないのに太る
- 喉の違和感
- 声がかれる
- 全身倦怠感
- 便秘
- 皮膚の乾燥
- むくみ
- 脱毛
- 汗をかきづらくなる
このような症状があった場合には、一度病院に受診した方がいいでしょう。
橋本病の原因って?何でなるの?
橋本病になる原因は、自己免疫の異常です。
しかし、なぜ自己免疫の異常がおこるのかというメカニズムは詳しく解明されていません。
自己免疫の異常とは、本来外から身体に入ってきたウィルスなどを攻撃する役割をもつ自己免疫機能が、なんらかの理由で自分の身体を攻撃してしまうことをいいます。
女性は橋本病にかかりやすく、中でも特に出産後のママは橋本病になりやすいです。
なぜ産後に橋本病にかかりやすいかというと免疫機能の変化です。
妊娠中は自己免疫機能が赤ちゃんを攻撃しないように免疫機能を抑えています。
産後になると抑えていた免疫機能が一気に解放されて、自分の細胞を攻撃することがあります。この攻撃が甲状腺の細胞を壊し、炎症を起こします。
そして、甲状腺からホルモンが分泌されずに身体の機能が低下していきます。
橋本病は治療が必要です。橋本病の症状にあてはまる場合には早めに受診しましょう。
母乳で痩せない時は原因を理解して改善しよう!
今回は、母乳育児で痩せないことについて、母乳育児で痩せない原因、病気の可能性について詳しくご紹介しました。
産後で痩せない割合は、意外と多いです。
産後痩せない場合には原因がいくつかあり、原因を見直すことで改善されることも多々あります(^^♪
今回ご紹介した原因を参考にしてみて下さい!(^^)!
ただ、産後体重が減らない原因として病気が隠れている可能性もあります。
今回お話した症状がある場合は早めに受診して医師に相談するようにしましょう!
産後、母乳育児で痩せないことについてまとめました。
母乳育児はやせると言われていますが、誰でも必ず無条件でやせるわけではありません。
私もそうでしたが、生活習慣が乱れると痩せない原因になるので、生活習慣を整えるようにしましょう。
ぜひ、参考にしてみてください^^