今回の記事は、授乳中に風邪をひいたときは産婦人科でも診てくれるのか、乳腺炎にならないために気を付けることや治療法について詳しく説明していきます。
授乳中は慣れない育児と睡眠不足で毎日ヘトヘトですよね(;_;)
なかなか疲れがとれないというママも多いと思います。
その疲れや睡眠不足から、授乳中は抵抗力が弱くなり風邪をひきやすくなってしまいます。
さらに授乳中に抵抗力が弱くなると、風邪だけではなく乳腺炎まで起こしやすくなります。
風邪でしんどいうえに乳腺炎にまでなってしまったというママは少なくありません(;_;)
授乳中に風邪をひいたときの対処法や、さらに乳腺炎にまでなってしまったというママに知ってほしい内容が盛りだくさんです☆
授乳中の風邪で産婦人科って?診てくれるの?
授乳中であれば産婦人科でも診てもらうことができます。
授乳中であることを伝えれば授乳中でも問題なく内服できる薬を処方してくれます(^^)
症状がつらいときや長引いているときは無理せずに産婦人科を受診しましょう。
処方された薬を自分でも調べたいママは、こちらのサイトを活用してみてくださいね。
処方された薬を調べることができます。
国立研究開発法人 国立成育医療研究センター「授乳中に安全に使用できると考えられる薬」
授乳中に風邪をひいたときの対処法についてはこちらで詳しく説明していきます☆
風邪をひいても授乳はしても大丈夫?
風邪を引いたママの母乳を飲んでも赤ちゃんに風邪がうつることはありません。
風邪をひいていても授乳はやめないでください!
母乳には風邪を予防する免疫物質や抗体などがたくさん含まれているので、母乳を飲んでいる赤ちゃんは、たとえ風邪がうつったとしても症状が軽くなる可能性もあります。
母乳をやめてしまうと乳腺炎になる可能性が高くなるので、赤ちゃんに触れるときは手洗いをしっかりして赤ちゃんに風邪がうつるのを防いでいきましょう!
乳腺炎ってなに?どうしておこるの?
乳腺炎とは、授乳中におこる乳腺の炎症のことをいいます。
乳腺炎には、うっ滞性乳腺炎と化膿性乳腺炎の2つがあります。
うっ滞性乳腺炎は乳腺の中に母乳がたまることで痛みが出ることで、本当に炎症が起こっているわけではありません。
化膿性乳腺炎は、乳腺の中にたまった母乳に細菌が感染することで炎症が起こることで、体が震えるほどの高熱が出たり、痛みが出てきます。
乳腺炎についてはこちらで詳しく説明しています。参考にしてくださいね☆
授乳中の風邪から乳腺炎になることもあるの?
風邪のウイルスが乳腺の中に入り込んで乳腺炎に移行することはありません。
しかし、風邪をひいた状態では乳腺炎になりやすい条件がそろっているといっても過言ではありません。
その理由は、
- 抵抗力が落ちているため、乳腺の中に入り込んだ細菌が増えやすくなっている。
- ママの体調が悪いために、赤ちゃんにミルクをあげることで授乳の間隔があいてしまいやすい
- 体調不良によるホルモンバランスの乱れがおこりやすい
などの理由から乳腺炎になる可能性が高くなります。
風邪の時に乳腺炎にならないための対策!
風邪の時に乳腺炎を予防するためには、
- 母乳を中断しない・授乳の間隔がいつも以上に空かないようにしましょう
- 水分をいつのより多めにとりましょう
- 母乳の飲み残しがないように抱き方や飲ませ方を工夫しましょう
- 休息をできだけとるようにしましょう
- 食欲があれば、栄養をしっかりとりましょう
などがあります。
その他にも乳腺炎を予防するための方法が詳しく書いています☆
授乳中の熱や風邪から乳腺炎?治療法は?
乳腺炎になってしまったら早めに産婦人科や助産師に相談することをおすすめします。
すぐに受診できないときは、風邪をひいていても授乳は中断しないようにしましょう。
さらに、乳腺炎を悪化させないために、以下のことを行ってみましょう!
- 授乳間隔がいつも以上に空かないようにしましょう
- 高カロリーな食事は避けて、体を温める調理法にしましょう
- 水分は少しずつ、しっかりとりましょう
- 添い寝授乳などで、体を休めながら授乳することもおすすめです
- 痛い部分は冷やしましょう
乳腺炎になったときの対処法についてはこちらで詳しく説明しています。
授乳中に風邪をひいたときの効果的な水分補給についてはこちらを参考にしてください。
今回のまとめ
今回は、授乳中に風邪をひいたときは産婦人科でも診てくれるのか、乳腺炎にならないために気を付けることや治療法についてお話ししました。
抵抗力が落ちると風邪をひいたり、乳腺炎になりやすくなるので注意しましょう。
風邪をひいたときは乳腺炎にならないように予防していくことが大切です。
もし乳腺炎になってしまった場合は、早めに産婦人科や助産師に相談しましょう。
乳腺炎になってしまったときは
- 授乳間隔がいつも以上に空かないようにしましょう
- 水分をいつもより多くとりましょう
- 母乳の飲み残しがないように抱き方や飲ませ方を工夫しましょう
- 休息をできだけとるようにしましょう
- 食欲があれば、体を温めるような食材や調理法を選びましょう。
などの対策をとっていきましょう。